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「シモ関係のおじさんが多い」志村けんが、「いいおじさん」に変身?

 アニメーション映画『ロラックスおじさんの秘密の種』の日本語吹き替え版完成報告会が都内で3日に開催。声を担当したタレントの志村けん(62)、歌手のトータス松本(45)、声優の宮野真守(29)、山寺宏一(51)、京田尚子(77)、映画パーソナリティのLiLiCo(42)、しずくちゃん(4)が出席し、トークショーを行った。

 『ロラックスおじさんの秘密の種』は、人工の街に住む少年が、本物の木を手に入れるため、街の外の荒廃した世界へ出る冒険物語。最新3D映像と愛くるしいキャラクターが満載で、3月に全米で公開され大ヒット。日本公開は10月6日。

 アニメの吹き替えは初という志村けん。マイクを持つと、「どうも私が、ロラックスおじさんです」と、十八番のおじさんネタを意識したあいさつで、いきなり会場を笑わせた。「どんな評価が出るのか楽しみにしています」とあいさつ。ロラックスおじさんは、本物の木を手に入れるためのカギになる人物で、志村は「ちょっと短気なところがあったり、さびしいところがあったり」などと性格を紹介。ロラックスおじさんのキャラクターについては、「哀愁がある」「心が広い」「最後、ほろっとくるようなところもあります」とすっかり気に入った様子。

 声優初挑戦でいきなり挑戦した数か所のアドリブの話題では、「このおじさんは、いいおじさんでね。私が普段やっているのは、ちょっとあの、シモ関係のおじさんが多いので。そういうところが一回もなかった」と笑いを誘った。いいおじさんの声を作るにあたり気にかけたことは、毎晩飲んでいるという「酒を控える」などと紹介。

 イベントでは、出席者たちの声が吹き込まれた映像が披露された。また、かわいらしいしずくちゃんから、サプライズで、しずくちゃんが種を植えた花の鉢植えのプレゼントがあり、出席者たちは、ほくほく顔。志村は、「環境問題というちょっと固いテーマもありますが、すれをすごくわかりやすくやっています。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、おばさんから、みんな楽しめます。よろしくお願いします」とメッセージを送った。(竹内みちまろ)

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