『三銃士』は、騎士の称号“銃士”にあこがれた青年が最強の三銃士と出会い、王室を揺るがす陰謀へ巻き込まれていく物語。空を舞台にした飛行船同士の迫力ある闘いの場面と、アクションシーンが満載で、10月28日から全国公開。
結成式では、上島がいきなりモーニング姿で登場。厳粛な顔つきで、「ワタクシ、代表に選ばれましたノダでございます。“ドジョウが金魚のまねをしてもしょうがねえじゃん”、ワタクシはこの言葉をスローガンにこれからの日本を変えていきたいと思っております。ルックスはこのとおりですが、チャン・グンソクに似ているとよく言われます」とあいさつを始めた。遅れて登場した肥後と寺門も、「あれ、本物?」と驚き顔。上島は、金魚のまねをしたり、野田首相のものまねをしたりと、笑いを誘った。
結成式の終了後、報道陣の取材に応じた3人。上島いわく、野田首相のものまねネタは「絶対、発展させたい」。2人も「野田総理にたまたま似てるというだけで、我々も経済効果が上がるんじゃないか」「野田総理のものまねをきっかけに、ダチョウ倶楽部再浮上を狙っています」とやる気満々。上島が、西田敏行、大仁田厚に続き野田首相のものまねが「最後のチャンスだと思ってます」と自虐気味にボケる姿も。しかし、言葉とはうらはらに、最近は忙しく、この日も、前日の“バカ殿”の収録後に志村けんらと酒を飲んだといい、レポーターから「お酒のにおいが…」とつっこまれていた。
なお、野田首相のものまねネタはまだかたまっておらず、オバマ大統領ネタでブレークしたお笑いコンビ・デンジャラスのノッチとの“対談”の話もあがっているが、「ちょっとまってくれ」という状態。今後、上島の野田首相に、どう肥後と寺門がからむかは、政局しだいという。
3人は、映画の見どころについて、「最初から最後まで、せりふもかっこいい」(肥後)、「オーランドブルームが悪役ですばらしい。でも、個人的にはミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)のナイスバディ」(上島)、「飛行船が最初に登場する場面。3Dで大迫力」(寺門)と紹介し、肥後が「非常におもしろい映画。お笑い三銃士・ダチョウ倶楽部ともども、よろしくお願いします」とPRした。(竹内みちまろ)