第81話は、喜美子(戸田恵梨香)が弟子2人にやめてもらうように告げるが、入れ替わるように、池ノ内(夙川アトム)と磯貝(三谷昌登)がやってくるというストーリー。池ノ内、磯貝は弟子にしてもらいたい女性がいると言い、美大出身で修業の場を探す若者・松永三津(黒島結菜)を連れてくるも――という展開が描かれた。
若手女優の中でも演技力が評価されている黒島の登場に、「ガラっと空気変わって良かった」「なかなか濃いキャラだったから今後も楽しみ」という期待の声などが多く寄せられていたが、一方ではこの三津の登場に、朝ドラファンがざわついているという。
「『スカーレット』は公式には“モデルはいない”と発表されていますが、参考となっているのは女性陶芸家の草分け的存在の神山清子氏。神山氏には喜美子と同じように陶芸家の夫がいたものの、弟子の女性と不倫をし、夫婦は離婚することに。これまでの『スカーレット』では、神山氏の半生をなぞっている部分も多いことから、視聴者の間では今後、八郎(松下洸平)と三津が不倫関係になるのでは? といった不安の声が広がっているようです」(芸能ライター)
朝ドラでヒロインの離婚が描かれることは珍しいことではないものの、これまで喜美子と八郎はお互いを理解し合った仲のいい夫婦として描かれており、八郎ファンも多くいることから困惑の声が出てしまったという。
「多くの視聴者の間に動揺が広がっており、『不倫って展開になるならもう見ない』『これからどんどんすれ違いが描かれていくみたいで怖い』といった声が出ているほか、今後の展開を懸念してすでに視聴をやめてしまった朝ドラファンもいるようです。一方では『こんなに支え合ってる夫婦なら史実通りにはならないはず』『これまでにも史実と違う部分はあったし、史実通りになるとは限らない』という声や、『史実なんて気にせず、とりあえず目の前の放送を楽しめばいいと思う』という声も。三津の登場でさまざまな意見を呼んでいるようです」(同)
果たして、三津は夫婦にどのような影響を与えるのだろうか――。