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『カメ止め』役者は今後ブレイクする? 同じく“低予算”ヒット映画の主演俳優は今

 映画『カメラを止めるな!』でヒロインを務めた秋山ゆずきが、10月14日放送の『科捜研の女スペシャル』(テレビ朝日系)に出演することが分かった。秋山は今作で本格ドラマデビューするという。

 また8月13日、27日には、『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)に『カメ止め』の“役者全員”が出演。8月18日の『ほんとにあった怖い話 ―夏の特別編2018―』(同系)には、監督役の濱津隆之、平凡な主婦を演じているしゅはまはるみ、その娘役の真魚の3人が出演。ホラー映画で鍛えた狂気の演技で話題を呼んだ。

 300万円の低予算で作られた同作は、観客動員数が100万人を突破。興行収入も10億円を突破した。こうして快進撃を続ける『カメ止め』役者だが、同じように約600万円の低予算で作られ、世界興行収入約255億円のヒットとなった『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999年)の役者のその後はどうなのだろうか。

 「『ブレア』で映画クルーの1人の役を演じたジョシュア・レナードはその後も年に2〜3本の映画に出演。順調にキャリアを重ねています。しかし、同じく撮影班の一人を演じたマイケル・C・ウィリアムズは『ブレア』でのデビュー以来、その活動歴を調べてみると、テレビ・映画合わせて20本。年に1本の活動をどう見るかは判断が分かれるところです。さらに、主演女優だったヘザー・ドナヒューはその後、テレビドラマなどで細々と女優業をしていましたが、2008年で引退しています。世界的なヒットを飛ばした映画でしたが、大ブレイクとまでは行っていない印象があります」(芸能ライター)

 しゅはまはるみもwebのインタビューで、「正直、反響が大きすぎてこれをどう生かしていいかわからない状態です」と答え、また、『カメ止め』で番組のプロデューサー役を演じていた大沢真一郎も、「役者としては、なるべく早く忘れないといけないことだと思います」と語っている。もし何か別の作品に出ても、「『カメ止め』の〜」と言われてしまうジレンマ。今後に期待したい。

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