「現在は酒井をバックアップしている建設会社の会長が窓口となっているため、会長のところに各出版社が出向いたが、『新聞社系がいい』という会長の一存で同社からの出版が決まった。事件当時の胸中を初めて語ったほか、生い立ちから現在の生活までをつづっており、ページ数は200ページ以上。一貫して“私”の1人称でつづられ、冒頭はファンや元所属事務所スタッフをはじめとした仕事関係者への謝罪から始まっているという」(芸能記者)
昨年、酒井が事件を起こしてからは、今年8月に亡くなった芸能リポーターの梨元勝さんらが“のりピー本”を発売。梨元さんは事件に関する映画を製作していたが、「酒井の元所属事務所が酒井の映像や写真の使用を許可せず未完成のままのようだ」(同)というが、夏ごろから週刊誌などで報じられているテレビへの復帰時期は?
「うちの『中居正広の金曜日のスマたちへ』のスペシャルで復帰するとか、『出演に中居が所属するジャニーズがNGを出した』とか書かれているけど、そもそもオファーすらしていない。『日テレ、TBS、フジの三つ巴』のようにも書かれているが、他局に聞いてもオファーはしていないそうだ。まず、会長を通さなければいけないのが難点だというのと、スポンサーの意向を無視できないため、『他局が出したらうちも』という感じて他局の出方をうかがっている状態。本のPRのインタビューぐらいならあるかもしれない」(TBS関係者)
今月、日本テレビのCS局「日テレプラス」で過去の酒井の主演ドラマ「星の金貨」が放送されていただけに、いずれにせよテレビへの復帰は近そうだ。
また、同書では酒井と同じ罪で逮捕されて執行猶予判決を受け、「クスリでつながっていた」とまで言われる元夫の高相祐一との関係をどこまで語っているかが気になるところだ。