滝沢といえば、昨年から今年にかけて、ジャニーズ初の金字塔をいくつも打ち立てている。昨年12月、ジャニーズデュオでは初のディナーショーを大阪と東京で開催、チケットは即日完売した。また、今年2月、ホーユーの白髪染め『メンズビゲン ワンタッチカラー』の新CMキャラクターにジャニーズタレントで初めて起用。現在は、新シリーズがオンエア中だ。ひと昔前まで、アイドルと白髪は無縁で、そこに貴公子キャラの滝沢が参入したのだから、これはちょっとしたニュースだった。
昨年好評だったディナーショーは、今年12月、地元である東京・八王子を皮切りに、愛知、東京・品川、兵庫、福岡の全国5か所に拡大。一流アーティストの証明といえるディナーショーの成功は、滝沢個人のステイタスをおおいに高めた。
そんな滝沢。最近愛しているのは、もっぱら“さくらちゃん”だという。どこの女と思いきや、これは桜の盆栽。夏あたりに購入するや、心を奪われてしまい、溺愛している。自身がパーソナリティーを務めるラジオでは、「さくらちゃん」というコーナーをはじめてしまうほどだ。来年6月、愛知・御園座のこけら落とし公演で『滝沢歌舞伎』が催される際には、枯らさないように連れて行くという。
そんな“彼女”と双璧をなすほど心血を注いでいるのは、意外なことにX JAPANだ。というのも、小学生くらいから大ファンなのだ。芸歴22年で当然、仕事で一緒になる機会はあったものの、ライブに行ったのは今年が初めて。グッズを大人買いして、使用分と保存用で2個買った。いつもは購入されている側の人間が、まさかの爆買い。おかげで、「とにかくファンの方の気持ちわかる」ようになったという。
自室は、Xミュージアム館さながら。玄関には、尊敬すべき故人・HIDEが愛用していたギターを飾っているという。プライベートタイムでは、弾き愛でることがあるようだ。
現在、タキつばは無期限の活動休止中。音楽的なチャートでは芳しい数字を残せていないが、滝沢単体の仕事は絶好調。彼を支えているのは、愛する2つのアイテムなのかもしれない。