search
とじる
トップ > 芸能ニュース > 人生のハンドルを一番大きくきったタイミングとは… キングコングの西野亮廣インタビュー

人生のハンドルを一番大きくきったタイミングとは… キングコングの西野亮廣インタビュー

 2008年にお笑いコンビ、キングコングの西野亮廣が脚本・演出を手掛けた舞台「ドーナッツ博士とGOGOピクニック」がリメイク、今回は演出を俳優、作家、演出家として活躍する後藤ひろひとが担当することになった。

 そもそも、二人が出会ったのは、まだまだ西野が芸人として駆け出しのころ。芸人として駆け出しの西野が出演していたテレビ番組に後藤が構成作家としてかかわっていたのが後藤であった。まだまだメジャーになっていなかった西野の印象を後藤が語る。

 「その番組は芸人が自分でコントを作るものでした。あっくん(西野)は自分のが書けたら、“これ、どうですか!”ってよく持ってきたり、飲んでいる席で、“こんなのをやりたいんです”と語ったり。そういうことをしてくるのは彼だけでしたね。ただ、当時はすぐに“う●こ”とか“お●っこ”とかそんなのばっかりなんですよ(笑)。そういうのはなしでって言うと、“わかりました”とは言うんですけど、また同じように感じのをもってくるんです(笑)」

 その後、西野は売れっ子芸人へと成長していく。ただ、売れることによって、悩みも生まれてくるようになった。そんな時に、後藤の舞台『ひーはー』を見て衝撃を受ける。西野は当時を振り返る。

 「それまでは、テレビに出る人気モノになりたいくて、レギュラー番組がたくさんあるのがステータスだと思ってたんです。自分が全然興味ない番組もでていました。ただ、なんか退屈だなって思うようになった頃でもありましたね。そんな時に後藤さんの舞台『ひーはー』を見て、もう、うわ〜ってなっちゃって。こういうのを作りたいと思ったんです。そこで、観た翌日には、相方の梶原とマネージャーを集めて、“もう、好きなことしかしない!”と宣言したんです(笑)。この時が、自分の人生のハンドルを一番大きくきったタイミングだったと思います」

 相方の梶原も、この西野の宣言に驚きながらも、「別にいいんちゃう」と了承。さっそく西野は『ドーナッツ博士とGOGOピクニック』を書き上げ、2008年に公演を行った。しかし、その時は脚本を書き上げてから、公演まで1か月半程度しか時間がなく、駆け足のスケジュール。そこで、改めてもう一度、公演をしてみたいと考えた西野は、今回、自身の人生を大きく変えた後藤に演出をお願いすることになった。そして、西野は今回の『ドーナッツ博士とGOGOピクニック』を、「ただただ、面白い舞台」と語る。

 「『ドーナッツ博士とGOGOピクニック』は、ぜひ、ちびっこにも来て欲しいんですよ。わかりやすい舞台なんで。笑って“面白かった!”と思ってもらえる舞台です。親子とかで見に来てくれたらうれしいなあ。あとは後輩の芸人にも見て欲しいです。僕は『ヒーハー』の舞台を見て、大きくハンドルをきったんで、この舞台を見て、僕と同じように大きくハンドルをきる芸人が出てきたらうれしいし、おもしろいですよね」

 舞台『ドーナッツ博士とGOGOピクニック』は、8月21日〜29日に東京・紀伊国屋サザンシアターで、9月13日〜15日には大阪・シアタードラマシティで上演。

関連記事


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ