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ハッシーの地方競馬セレクション(9/18)「第50回東京記念(SII)」(大井)

 1400mの帝王敗れる。先週浦和競馬場でおこなわれた「第24回オーバルスプリント(JpnIII)」。本命に推した2時間ドラマの帝王(スペシャリスト)船越英一郎こと1400mの帝王・ガンジスは、ゲート内で脚をバタつかせている間にスタートを切られてしまい若干出遅れてしまう。それでも少し出してポジションを取りにいき5、6番手の位置取り。3コーナー手前から仕掛け始め先頭を捕えにかかるが、直線を向くと脚が上がってしまいむしろ突き放されて5着。スタートを若干失敗したことで上手く脚が溜らなかったように見えたが、いずれにせよ重賞を勝つだけの力は十分に備わっているので今後の活躍に期待したい。

 さて、今週は大井競馬伝統の一戦「第50回東京記念(SII)」がおこなわれます。今年は記念すべき50回目を迎える本競走。過去には第22回優勝ロッキータイガーや第35回優勝コンサートボーイ、第40回ネームヴァリュー、第42回ボンネビルレコードと歴史を彩る名馬たちが駆け抜けてきました。2400m戦ということもあり、馬だけではなく騎手たちの駆け引きにも注目です。

 記念すべき50回目を制するのはこの馬! 芸能界のサラブレッド・松田龍平ことサラブレッド界のサラブレッド(笑)フォーティファイドです。松田龍平の父は俳優の松田優作、母は女優の松田美由紀と言わずと知れた芸能界のサラブレッド。フォーティファイドの父はエンドスウィープやユートピアなど数々の重賞ウィナーを輩出したフォーティナイナー、母は牝馬ながらに帝王賞、東京大賞典を制したファストフレンド。両者とも両親が偉大というところが似ています。前走こそ交流GIということもあり上位をJRA勢に独占されましたが、前々走までは今年に入ってから4戦3勝2着1回とパーフェクト連対をしており今がまさに充実期。特に前々走の大井記念では2着馬に2秒差も付ける圧勝 。御神訓騎手とコンビで身に付けたマクリ戦法が出来ればこれくらい走っても不思議ではありません。今回もマクリの競馬で勝利をものにします。

 相手筆頭は白いおじちゃんのスターシップです。9歳となり芦毛の馬体が白くなったスターシップ。まさに白いおじちゃんですが、本馬のレース内容、戦績を見る限り本格化したのは昨年と遅咲き。前走は6着に敗れましたが、休み明け初戦で距離不足と敗因はしっかりしています。今回は距離延長と一度叩かれた効果で状態は間違いなく前走以上、力通りに走ることができれば上位争い必至です。

 ▲は道悪得意のテラザクラウド。前々走は1年4カ月ぶりのレースだったこともあり、8着というのも致し方ありませんが、前走は一叩きされた効果が表れ3着。休養が長かっただけに休み明け3走目の今回は、さらに状態をアップしており一発があってもおかしくありません。

 以下、強気に交流重賞に挑み続けるトーセンルーチェ、前走久々の勝利で復活ののろしを挙げたプレティオラスまで。

◎(2)フォーティファイド
○(12)スターシップ
▲(6)テラザクラウド
△(9)トーセンルーチェ
△(10)プレティオラス

買い目
[馬単]4点
[2]⇔(12)(6)
[3連複1頭軸流し]6点
(2)-(6)(9)(10)(12)
[3連単]6点
(2)→(6)(12)→(6)(9)(10)(12)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

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