報道によると、逮捕された男は5月7日から21日にかけ、23歳女性宅のドアスコープを、外から黒いフェルトペンのようなもので3回塗りつぶした。男は容疑を認めており、女性とは面識がないという。現在のところ動機は判明していない。
なお付近では同様の被害報告が寄せられており、警察は今回逮捕した男が何らかの事情を知っているものとみて捜査する方針だという。
フェルトペンでドアスコープを黒く塗るという不可解な犯行に、ネットユーザーからは「怖い」「目的が分からない」など、不快感を示す声が続出。なかには「犯罪の下準備だったのではないか」「再犯の可能性が高い」「気味が悪い」など、「男の真の目的」がさらなる「犯罪」にあったのではないかと勘ぐる声もあった。
今回の犯罪は、被害を受けた女性が警察に相談して発覚したもの。いざ自分がそのような犯罪に遭った場合、「『嫌がらせ』レベルであって、犯罪ではない」と我慢してしまう人もいるだろう。しかしこの種の犯罪がエスカレートし、殺人などの重大犯罪につながる可能性も否定できない。
「嫌がらせレベル」と我慢せず、小さなことでも警察に相談し、大きな犯罪を未然に防いでほしい。