これまでの報道によると、関根氏への退職慰労金について小林は「相応と考える慰労金を提示したが、(関根氏)が応じなかったため、やむなく解任」とコメント。まるで、元社長が金額に納得しなかったかのような説明だった。
ところが、関根氏によると、昨年11月に小林と結婚し、元社長の使い込みを疑っていると報じられている医療関連会社社長の林明夫氏が「幸子プロの財務状態を確認しないと、退職慰労金などの提案が出来ない」と言い出し、話し合いの前に、帳簿や通帳や会社の全ての書類を提出させられ林氏が精査。その上で、小林サイドから提案された支払い方法は2分割で、関根氏が小林にとって何らかのネガティブな情報を週刊誌などに流す心配が解消された時期に、再び支払うというものだったことを暴露した。
関根氏は「怒りより悲しみで一杯」、「弁護士には金額の希望すらしていない。自分の人間性まで疑われたままの状態で辞めることは、いくら慰労金を積まれても私にはできません」と文面に怒りをにじませ、小林サイドに対し強い不信を募らせている。
「業界内で小林寄りの人間はほとんどいないし、各情報番組のコメンテーターの大半が関根氏を擁護。それに加え、33年間も小林を支えた関根氏に対するあまりの“不義理”が明らかになったため、ますます形勢が不利になってしまった。小林は後日、会見するというが、何を言ってももう誰も聞く耳を持たないだろう」(芸能記者)
騒動の影響で新曲の発売が延期になり、もはや紅白出場に“赤信号”が点灯したような状況に追い込まれた小林だが、頭を下げて再び関根氏とタッグを組むしか打開策はなさそうだ。