同誌や各スポーツ紙によると、社長は小林のブレーク前からマネージャーとして苦楽をともにして、87年に「幸子プロモーション」を設立。紅白の豪華衣装も一緒に考え、自らは独身で公私ともに小林を支えて来た。一緒に退社した役員は事務所の経理や小林のコンサートなど営業を担当し、社長とともに小林を支えてきたという。
ところが、小林は昨年11月に8歳年下でバツ2の医療関連会社社長と結婚すると状況が一変。昨年9月の結婚報告会見で事務所社長が段取りを決めていた中、小林の夫が「自分も(会見に)出るので仕切りたい」と言い出すなど、これを機に小林のマネジメントに関与。
さらに、今年2月、昨年大みそかの紅白歌合戦で使った豪華衣装代について夫が「なぜこんなに高いのか」、「自分なら3分の1にできる」と問題視。さらには、女性社長の使い込みに疑念を抱いて監視するなどしていたが、そのまま小林と海外に新婚旅行へ出かけ、1週間後に帰国すると突然、辞任を迫り、3月末での解雇に至った。
現在は小林が新事務所の社長に就任。女性社長と役員は退職金ゼロの解雇を不服として、双方が弁護士を立てて話し合いを行っているという。
「小林は惚れた男には一途で、夫の言うことしか聞かなくなったようだ。夫は会社経営者の観点からお金の面についていろいろ指摘したようだが、一般企業と芸能プロのお金の流れはあまりにも違いすぎ、芸能界に精通していないととても事務所を切り盛りできない。夫が仕切って徹底的にコストカットすれば、紅白の豪華衣装はなくなるだろうし、NHKがどれだけ頭を下げても豪華衣装での出演はOKしないのでは。もし、衣装が続くとしても確実にクオリティーが下がるだろう」(芸能プロ関係者)
一部スポーツ紙によると、女性社長は周囲に「今は一緒に仕事したいとは思わない」と漏らしているというだけに、元サヤに戻ることはなさそうだ。