初詣で賑わう鎌倉八幡宮で、ワイドレンズと望遠レンズで撮影してみました。初詣の行列をまずワイドレンズで狙ってみましょう。延々と続く列の手前が強調され、画面全体に広がりが出ています。これを望遠レンズで撮影すると、行列の奥にある本殿がアップになり、人の列の遠近感がなくってよりいっそう混雑ぶりが強調されます。
鳥居の前でもよく記念撮影をしている人がいますが、ワイドで撮影すると人物が大きくなりすぎて後ろの鳥居が小さくなってしまうので、被写体から少し離れて望遠で撮影してみると人物と後ろの鳥居のバランスの良い写真が撮れます。
ワイドレンズに比べると望遠レンズの方がピントの合う範囲が狭くなるので、しっかりピントを合わせて撮影してください。各メーカーから出ているコンパクトデジカメにもズーム機能が内臓されているものが多く気軽に望遠の撮影が出来ると思います。人物を思いきりアップで撮影したり、被写体から離れてバックを生かしたり、いろいろなアングルから撮影して見て下さい、今までとはちょっと違った写真になると思います。