破竹の2連勝で前哨戦・毎日王冠を制覇。本格化著しいダークシャドウが一気呵成に頂点を極める。
GI初挑戦で格不足は否めないが、目下の充実ぶりはそれを補って余りある。また、3走前の大阪杯を物差しにすれば実力がGI級なのは間違いないし、チャンスは十分ある。
その大阪杯はこの後、天皇賞・春を優勝するヒルノダムールとハナ差(2)着の接戦に持ち込み、ダービー馬エイシンフラッシュ(3着)に先着しているのだ。走破タイム1分57秒8はタイレコードで、メンバー最速。
卓越したスピードと、毎日王冠で見せた最後の爆発力(上がり32秒7)は頼もしい限りだ。加えて、コース実績は5戦5勝(うち二千メートル3勝)と、群を抜いている。
総合的にみて、優勝の最短距離に立っているのはダークシャドウと確信する。
◎7ダークシャドウ
○8ペルーサ
▲5ブエナビスタ
△11ローズキングダム、18アーネストリー
☆東京10R「河口湖特別」(ダ1400メートル)
休み明け2戦目で上積みの大きい、カフェヒミコでいける。
最後にワンパンチ足りなかったのは久々の分だが、0秒4差ならここに大きく望みをつないだといえる。
春は桜花賞で8着(0秒8差)しているように、ポテンシャルは重賞レベル。調子を取り戻した以上、順当にチャンスをつかむ。
◎16カフェヒミコ
○13メイショウツチヤマ
▲12ワンモアジョー
△5シセイオウジ、10トキノフウジン
☆新潟11R「亀田特別」(芝1800メートル)
前走の勝ち内容が圧巻だった、ユースティティアでもう一丁。
4角14番手からメンバー最速の差し脚で突き抜けた切れ味は、まさに男勝り。勝ちタイム(1800メートル)1分45秒8も秀逸だ。
昇級戦といっても牝馬限定だし、力を付けている今なら大いに期待できる。
◎9ユースティティア
○13ネヴァーフェイド
▲8バイタルスタイル
△11クラックシード、15エスピナスアスール
☆京都11R「カシオペアステークス」(芝1800メートル)
素質馬のダイワファルコンが、韓国馬事会杯勝ちに続きベストパフォーマンスを披露する。
もともと、弥生賞、皐月賞でヴィクトワールピサ相手に3着、8着と好戦してきた実績があり、能力は高い。右回りの千八もベストの条件。
オープン特別の手薄なメンバー構成だし、もう一丁いける。
◎11ダイワファルコン
○14ゲシュタルト
▲18オールアズワン
△9エーシンジャッカル、15ネオヴァンドーム
☆京都10R「西陣ステークス」(ダ1200メートル)
ハンデキャッパーが認めた実力馬の、クリスタルボーイに期待。
斤量に強いタイプでトップハンデ58キロも心配無用。逃げ切りが決まる。
◎16クリスタルボーイ
○7トーホウプリンセス
▲3メイショウデイム
△5デイトユアドリーム、8エアティアーモ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。