試合はブラジルが前半だけでなんと5失点。後半にも2点追加され、1-7と屈辱的な大敗を喫した。サッカーの性質を考えると、前半だけで勝負は決着してしまった。
矢作は録画で試合を観戦したようだが、「ある意味、俺が朝5時まで起きてて、もし(生で)見てた場合だよ、眠い状態で。後半寝ちゃうね。もうつまんなくて」と告白すると、小木も「確かにあれは結果を知ってからだと、見なくてよかったなって思えるよ。もう、絶対おもしろくねぇじゃん」と同調した。
前半だけで5-0となった時点で、小木は「見る気しないよね。ああなっちゃうと」と明かすと、矢作は「ブラジルも頑張んないしさ。ドイツも流してるし。お互い流している。ある意味、スゴいつまんない試合だったんだよな」と失望した。
「死闘が見たい」と主張する矢作は、ブラジルVSドイツ戦とは正反対だった準々決勝のオランダVSコスタリカ戦を絶賛。スコアレスドローでPK戦までもつれ込み、最後の最後までどちらが勝つか分からないハラハラドキドキする試合内容だった。「点が入んないのに最高に面白かったからね。これは面白かった。何で(ゴール)入らないの? あんだけシュート打って」と興奮気味に語った。
確かにサッカー玄人になると、勝敗もさることながら試合内容を楽しむ傾向がある。ブラジル対ドイツ戦に「つまらなさ」を感じた、サッカーファンも多かったのではないだろうか。