双方の所属事務所とも、「プライベートなことは本人に任せています」とコメントしており、交際を否定はしなかった。
8月12日、マイコが出演している映画「喰女-クイメ-」(同23日公開=主演・市川海老蔵&柴咲コウ)の完成発表会見が都内で行われ、マイコも出席予定だったが、報道陣から交際に関する質問が集中することを懸念して、出席を取りやめる事態に陥った。
ところで、今回の交際報道では、失礼ながら、マイコの知名度が高くないため、「マイコって、どんな人?」との声が多く上がったようだ。
マイコは父親が米国人、母親が日本人のハーフで、85年3月15日生まれ、米シアトルで出生し、東京都で育つ。06年に資生堂のCMでデビュー。08年、草なぎ剛主演の映画「山のあなた〜徳市の恋〜」でヒロイン役に抜てきされ、女優デビュー。
10年にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」(福山雅治主演)で、岩崎弥太郎(香川照之)の妻役を演じ、“きれいすぎる嫁”として注目を集める。11年前期のNHK連続テレビ小説「おひさま」では、ヒロインの陽子(井上真央)の親友役で出演。10年には「さらりとした梅酒」(チョーヤ梅酒)の3代目CMキャラクターに起用された。
その後も、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍しており、直近では8月15日から青山劇場で上演される舞台「ガラスの仮面」(貫地谷しほり主演)に出演する。
これまで、出演してきた作品では、すべて脇役。「龍馬伝」では話題になったが、一般の人から見たら、「顔と名前が一致しない女優」といってよかった。現状では、妻夫木との格差は歴然としているが、ここで知名度が一気にアップしたことで、初の主役が舞い込んでくる可能性も十分。
当面、結婚の予定はないというだけに、マイコはこの機に女優として、“大化け”するチャンスが到来したといえそうだ。
(坂本太郎)