まさに今年の“顔”だった。朝ドラ「ひよっこ」(NHK)では製薬会社の御曹司、島谷純一郎を演じて“島谷ロス”現象を巻き起こしたかと思えば、「過保護のカホコ」(日本テレビ系)では、言葉はきついが温かい心を持つ美大生役を好演。役者としての幅を見せた。
CMにも引っ張りだこで、多くの有名俳優を輩出した「薬用ビューネ」のCMではビューネ君に扮し、大手通信会社「ソフトバンク」のCMでは白戸家の仲間入りを果たしている。竹内は、すでに芸能界の王道を走っているといっていいだろう。
プライベートはというと、先日「恥じらいレスキューJPN」のメンバー里々佳との熱愛が話題になったが、人気は決して衰えない。そこには彼の真面目な人柄が影響していると関係者は話す。
「どんな仕事も一生懸命にこなす姿はスタッフから見ても気持ちが良いと評判です。一気にスターへの階段をかけ上ったのに、現場でも決して気取ることなく、先輩俳優たちからも可愛がられています。忙しい毎日なはずなのに、それを言い訳にしないところもさすがですね」(芸能関係者)
現在、出演中の「陸王」(TBS系)では期待の新人ランナー役を演じているが、「撮影が大変だったり辛いと思ったことはありません」と笑顔。役作りのため、体を鍛えることにも真摯に取り組んでいる。
同発表会では、「2017年は自分を多くの人に知ってもらうことが一つの目標だった」と明かしていたが、その目標はなんなくクリアしたといえるだろう。長身でイケメン、さらに性格もいいとなれば、今後も業界内で“使いたい俳優”となっていくに違いない。
「2017年のヒット人」には竹内の他に、女優の高梨臨やお笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんが選ばれている。