昨年は「半沢直樹」の銀行マン役、フジテレビ系「リーガルハイ」の変人弁護士役が大当たりし次回作が注目されていた堺だが、革命的な発明により、“パンドラの箱”を開いた人々の運命を描くオリジナルドラマシリーズの第4弾となる同ドラマで、クローン技術の革新的な発見をする優れた医学者にして天才医師を演じることになったが、今回のドラマが決定した背景には堺の意向が大々的に反映されているようだ。
「もともと、役者としてとことんこだわる堺の方針として1つの役のイメージがつくことを嫌っていた。それでも『リーガルハイ』は続編だったが、すべては『半沢直樹』のイメージを払拭するため、7月クールが『半沢直樹』で10月クールが『リーガルハイ』という過密スケジュールでの撮影に臨んだ。フジはオファーしたタイミングが抜群だった」(テレビ関係者)
「ソフトバンク」のCMでは、「半沢直樹」で妻役を演じた女優の上戸彩と共演しどこからどう見ても半沢直樹になりきっている堺だが、果たして、ファン待望のドラマ続編や映画化は実現するのだろうか。
「今のところ、堺にその気はないようだ。共演した香川照之や片岡愛之助ですら、ドラマ続編や映画の撮影に備えてスケジュールを空けていたようだが、堺にその気はなし。今年は妻で女優の菅野美穂との時間を大事にしたいというのもあるようで、先日も女性誌で2人のデート現場が報じられた。ソフトバンクのCMは割り切ったようだが」(芸能記者)
堺が折れない限り、ドラマの続編と映画化は難しいようだ。