集計期間は2013年1月1日〜12月24日で、連続ドラマ、単発ドラマともに対象。連ドラの場合は、最高視聴率回のみ採用。従って、連ドラの場合、平均視聴率ではないため、全話トータルのランキングではない。視聴率はビデオリサーチ社調査の関東地区のもの。
首位に輝いたのは、いうまでもなく、堺雅人主演の「半沢直樹」(TBS系/9月22日放送=最終回)で、42.2%。もう、抜かれることはないとも思われた「家政婦のミタ」(日本テレビ系/11年10月期)最終回の40.0%を超えたのは、まさに驚異的だった。
2位は「ごちそうさん」(杏主演/10月16日放送=第15話)の27.3%、3位は「あまちゃん」(能年玲奈主演/9月16日放送=第145話)の27.0%で、NHK連続テレビ小説が2位、3位を占拠。ただ、この両日は日本列島を台風が襲来し、NHKで台風情報をチェックしていた視聴者が、たまたま朝ドラを見たというケースも多かったようで、そのために、数字が大きく上がったという背景もあった。
4位は米倉涼子主演の「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(テレビ朝日系/12月19日放送=最終回)で26.9%。
5位は単発ドラマで唯一、ランキングに入った24時間テレビドラマスペシャル「今日の日はさようなら」(日本テレビ系/大野智主演/8月24日放送)で23.4%。
6位は福山雅治主演の「ガリレオ」(フジテレビ系/4月15日放送=第1話)で22.6%、7位は沢村一樹主演の「DOCTORS2 最強の名医」(テレ朝系/9月5日放送=最終回)で21.7%。
8位はNHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/1月6日放送=第1話)で21.4%。同ドラマは大河ドラマ史上、平均視聴率では歴代ワースト4位と不振だったが、初回で1度だけ、20%超えして、ランキング入りした。これも、このランク決定方式の妙だ。
9位には堺主演の「リーガルハイ」(フジテレビ系/10月9日放送=第1話)が21.2%で入った。堺主演ドラマがランキングに2作入り、“新・視聴率男”の名を襲名したともいえよう。
10位には水谷豊主演「相棒 season11」(テレ朝系/3月20日放送=最終回)が20.7%で入り、根強い人気を示した。
(坂本太郎)