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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(6/15東京・6/15阪神)

 先週2012年産の新馬戦がスタートし、来年のダービー、オークスへ向けて、新たなる闘いの火蓋が切って落とされた。今年最初にピックアップした2頭の結果は…。東京デビューの注目馬・リミットブレイクは、スタートで遅れてしまい後方5番手の位置取り。3、4コーナー中間から仕掛け始め、直線入り口ではあっという間に先頭に並びかけるが、残り250mあたりで脚が鈍ってしまい4着。敗因は仕掛けが早かったことや、馬場が悪すぎたため。直線入り口で使った一瞬の脚はなかなかのもの。順番はすぐにやってくるだろう。所変わって阪神デビューの注目馬・マイネルシアトルは、スタートは出たが、行き脚が若干付かず後方2、3番手の位置取り。3コーナーからマクって行き、直 線で先頭に並びかけるが、マクるのに脚を使ってしまい、直線では脚を伸ばせず3着。幼さいっぱいの走りでまだまだこれから。

 今週の東京デビューの注目馬は、6月15日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のアヴニールマルシェ。馬名の由来は「未来への行進」。牡、鹿毛、2012年2月4日生。美浦・藤沢和雄厩舎。父ディープインパクト、母ヴィートマルシェ、母父フレンチデピュティ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額7000万円。祖母は97年桜花賞馬のキョウエイマーチ。母は産駒が全馬2勝を挙げている優秀な繁殖牝馬。本馬はバランスの取れた好馬体の持ち主で、母父フレンチデピュティの血が良い意味で出ており厚みがある。繋ぎは程良い長さと角度で、胸前の筋肉は逞しい。動きは軽く、初戦から楽しみな1頭。なお、鞍上には北村宏司を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、6月15日(日)第5R芝1200m戦に出走予定のオメガタックスマン。馬名の由来は「冠名+微税人」。牡、鹿毛、2012年2月12日生。栗東・今野貞一厩舎。父ショウナンカンプ、母オメガフォーチュン、母父フジキセキ。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は原礼子氏。伯母には11年オークスを勝ったエリンコート(父デュランダル)がおり、半兄には全3勝を挙げたオメガエクスプレス(父サクラバクシンオー)や、芝、ダートで5勝を挙げたオメガファルコン(父サクラバクシンオー)、ダートで3勝を挙げているオメガスパーキング(父キングカメハメハ)と活躍馬がズラリ。母の産駒はこれまで5頭いるが、すべて勝ち上がっており堅実。本馬も例に洩れず、スピードを活かした短距離戦線での早期活躍が見込める。なお、鞍上には浜中俊騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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