新旧勢力が一堂に会し予断を許さないが、ここでは百戦錬磨の古馬勢に一日の長が認められる。その中で、休み明け2戦目で走り頃のエーシンダックマンに白羽の矢。
CBC賞はマジンプロスパーのレコードの前に7着と敗退しているが、0秒9差なら巻き返しは十分可能だろう。1度使われた上積みは大きい。直千競馬は外枠有利が顕著で、(17)番枠は願ったりかなったり。悲願の初重賞制覇へ大きく前進だ。
相手は3歳の精鋭、ビウイッチアス。天井知らずのデキもさることながら、ハンデ並みの斤量51キロはアドバンテージ。当然、代わってのチャンスも。穴は、もう1頭の3歳馬ハクサンムーン。
◎17エーシンダックマン
○12ビウイッチアス
▲3ハクサンムーン
△4エーシンヴァーゴウ、5レオンビスティー
☆新潟10R「火打山特別」(芝1400メートル)
ポテンシャルは重賞レベルのトウケイヘイローにとって、2階級降級したここは負けられないところ。勝って秋へ弾みをつける。
朝日杯FS、シンザン記念の両重賞で0秒4差4着の実績はここでは大威張り出来る。放牧効果で状態もフレッシュだし、いきなりからエンジン全開だ。ハンデ55キロも勝利を後押しする。
◎5トウケイヘイロー
○15レト
▲2タツミリュウ
△3サイレントソニック、10シゲルモトナリ
☆札幌11R「札幌日刊スポーツ杯」(芝1200メートル)
テイエムオオタカが2着続きにピリオドを打つ。バーデンバーデンCは最後の競り合いでビウイッチアスと6キロのハンデ差が響いたもの。内容は負けて強しだった。定量戦のここは前走の二の舞をすることは考えられないし、普通に走ってくればチャンスは十分だ。
当面の相手は、このクラスの安定勢力シルクウェッジだが、函館SS3着馬ビスカヤの巻き返しも怖い。集中力を欠いた前走10着は参考外。
◎12テイエムオオタカ
○14シルクウェッジ
▲13ビスカヤ
△7メモリアルイヤー、16ダノンフェアリー
☆中京11R「中京記念」(芝1600メートル)
米子Sのメンバーが再度激突する。その中で、狙って面白いのはエアラフォン。4着に終わっているが、久々で10キロ増と太め残りが響いたもの。それで、0秒2差なら決して悲観する内容ではない。1度使われた効果は大きいし、身上の差し脚を炸裂させると見た。
相手は、米子Sを快勝し勢いに乗るフラガラッハ。終いの破壊力はメンバー有数で、嵌れば2連勝も夢ではない。台風の目は、意外性を秘めたマイネルクラリティ。休み明け2戦目で走り頃だ。
◎13エアラフォン
○2フラガラッハ
▲7マイネルクラリティ
△14エーシンリターンズ、16ショウリュウムーン
☆中京10R「有松特別」(芝2000メートル)
究極の上がり馬、ラニカイツヨシでもう一丁。前走のレコード勝ちは真骨頂。これからまだまだ強くなる3歳馬でプラスアルファは大きいし、ここも通過点。差し切りが決まる。
◎9ラニカイツヨシ
○10シゲルササグリ
▲6ピクシープリンセス
△7タガノイノセンス、8ダブルイーグル
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。