search
とじる
トップ > 芸能ネタ > 視聴率高くはなかったが大健闘! 木村文乃初主演ドラマ「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」

視聴率高くはなかったが大健闘! 木村文乃初主演ドラマ「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」

 デビュー10年で初めて、木村文乃が連ドラ主演となったTBS「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」(火曜午後10時〜)の最終回(第10話)が6月16日に放送され、視聴率は10.5%(数字は以下、すべて関東地区)と初の2ケタ台を記録した。

 同ドラマは年収250万円と低所得の希子(木村)が、ひょんなことから息子をセレブ幼稚園に預けることになり、その内実に驚きながらも、自分を敵対視する母親たちにストレートに自分の思いをぶつけ、凝り固まった母親たちの考えを変えていくというストーリー。

 裏では、仲間由紀恵主演「美女と男子」(NHK総合/火曜午後10時〜)、渡辺麻友&稲森いずみW主演「戦う!書店ガール」(フジテレビ/火曜午後10時〜)が同日スタート。さらには、日本テレビの人気バラエティ番組「幸せ!ボンビーガール」(火曜午後10時〜)が、「24時間テレビ」のチャリティーマラソンランナー問題で、話題を振りまき、好視聴率をゲットする悪条件もあった。

 そんななか、「マザーゲーム〜彼女たちの階級〜」は初回=9.8%で発進。以後、第2話=8.7%、第3話=7.3%、第4話=8.5%、第5話=7.7%、第6話=8.3%、第7話=9.5%、第8話=9.0%、第9話=8.6%と推移した。

 最終回以外は1ケタ台だったが、常に安定した視聴率をマークし、ライバルドラマである「美女と男子」、「戦う!書店ガール」には大差をつけて完勝した。

 TBSの同枠ドラマは、昨年4月期に「なるようになるさ。」第2シリーズ(舘ひろし主演)でスタートしたが、平均視聴率は7.3%とズッコケた。以降、同年7月期「東京スカーレット〜警視庁NS係」(水川あさみ主演)=平均6.5%、同年10月期「女はそれを許さない」(深田恭子主演)=平均6.2%と低迷。起死回生を狙った堀北真希主演「まっしろ」(1月期)も平均5.8%と沈んだ。

 いわば、全く数字を獲れない枠で、連ドラ初主演の木村が同枠最高の視聴率をゲットできたのだから大健闘といえる。

 木村は前クールでは、裏のフジテレビの「銭の戦争」に出演。主演の草なぎ剛のクールな元婚約者役を好演。それで、評価を高めたことが「マザーゲーム〜彼女たちの階級〜」の視聴率アップにつながったようだ。

 女優として、ステップアップを果たした木村は、8月16日に放送開始するWOWOW日曜オリジナルドラマ「石の繭」(日曜午後10時〜=全5回)でも主演を務める。

 なお、TBSの7月期の同枠ドラマは「ホテルコンシェルジュ」で、主演の西内まりやはプライム帯の地上波ドラマ初主演となる。現在、放送中のNHK木曜時代劇「かぶき者 慶次」(NHK総合/木曜午後8時〜)では、主人公の前田慶次(藤竜也)の娘・佐乃役を演じて人気上昇中。西内が数字を持たない枠で、どこまで視聴率を上げられるか注目だ。

(坂本太郎)

関連記事


芸能ネタ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ネタ→

もっと見る→

注目タグ