2005年の「第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に父親が応募。最終選考会においてグランプリを受賞し芸能界入りしたが、受賞時は中学3年生の14歳で、中学生のグランプリ受賞はコンテスト史上初の快挙として注目を浴びた。
06年に舞台「田園に死す」に主演し俳優デビュー。2007年3月末、芸能活動を本格的に始めるため、地元の福岡を一人離れ16歳で上京。同年7月には、連続テレビドラマ「BOYSエステ」(テレビ東京)でドラマ初主演を務め、事務所の先輩・新垣結衣が主演した11月公開の映画「恋空」に出演し、映画初出演を果たした。
その後、数々の作品に出演して俳優としてのキャリア・スキルをアップ。2014年10月18日に放送された、主演ドラマ「マザーズ」(中京テレビ)は、平成26年度(第69回)文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門優秀賞、平成27年日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門最優秀賞を受賞するなど高い評価を得た。
「24歳にしてすでに“10年選手”。その演技力は高く評価されている。比較的、イケメン役が多かったが、本人はそのイメージを打破したいと思っているようで、『無痛』の役で新境地を開拓したいと思っているようだ。高良健吾や池松壮亮ら仲のいい同年代の演技派俳優たちからも大いに刺激を受けている」(映画関係者)
人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の大ファンで、単行本を買い揃えているというが、同作はまだ実写化されていないだけに、実写化するとしたら、主演は中村に白羽の矢が立つ可能性が大いにありそうだ。