7歳からカナダで8年間過ごし、高校から単身で米・ニューヨークに移住。慶應義塾ニューヨーク学院を経て日本に帰国し、慶大理工学部に進学し09年にミスター慶應に選ばれた、帰国子女の慶應ボーイだ。
10年に所属する大手芸能プロ・ホリプロの創業50周年記念事業の一環として開催された、新人発掘オーディション「キャンパスター★H50withメンズノンノ」で審査員特別賞を受賞し芸能界デビューするも、日本ではあまり売れず。
ところが、13年に日英共同作品「家康と按針」で海外デビュー。同年、主演ドラマ「イタズラなKiss〜Love in TOKYO」が日本と同時に中国で配信され大ヒットを記録。中国・上海にて日本人俳優初となるファンミーティングを開催し、計1200人を動員。空港に1000人を超すファンが出迎え、宿泊先のホテルには数百人が待ち構える騒ぎになり、中国での人気に火が付いた。
14年には中国版ツイッターWeiboのフォロワー数が100万人を突破。中国では「男神(=「憧れの男性」という意味)」の愛称で親しまれ、同年、日中合作ドラマ「不可思議的夏天」に主演。中国の配信会社「iQIYI」(アイチーイー)が主催するアワード「尖叫2015爱奇艺之夜」にて「アジア俳優賞」を日本人として初めて受賞した。
「ホリプロでは珍しく“輸出”して成功。語学が堪能だったことも海外でのブレークを後押しした」(映画業界関係者)
同じ事務所の石原さとみが主演する、10月スタートのフジテレビ・月9枠のドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん〜」にレギュラー出演。ようやく日本でブレークする準備が整った。
*画像 古川雄輝オフィシャルブログ http://ameblo.jp/furukawa-yuki/