「今回の打ち切り情報は制作会社経由で、局プロデューサーからは何の説明もなかったというんです。これは、次の新番組に西尾を起用することはおろか、もうフジテレビが彼女を必要としていないということを意味している。今後、起用のチャンスがあるなら何を置いても一番に西尾に打ち切りを伝えるのがテレビ界の常なのですが…」(制作会社関係者)
フジが西尾切りに動いた事情は、火を見るより明らかだ。
「視聴率とコスパの悪さです。元日テレの看板アナだけに、ゴールデン&プライム帯で1本120万円と超破格のギャラを支払っていた。しかしフタを開けてみれば裏切りの連続。『世界HOTジャーナル』の視聴率も3〜4%台をウロウロで打ち切りは当然の話。視聴率を持っていない西尾に対しフジが三行半を突きつけたんです」(某民放局関係者)
そんな西尾がたどり着いた結論が、古巣の日テレ頼み。最近は以前にも増して日テレの汐留本社で頻繁に目撃されるようになったという。しかも、ちょうど『NEWS ZERO』のキャスター、山岸舞彩が結婚し引退発表をした直後からだというから不思議だ。
「山岸と西尾は所属事務所が同じ。事務所としても、ポスト山岸を所属タレントからはめたい。また、日テレとは不定期特番の『のどじまんTHEワールド!』で繋がっている。崖っぷちの西尾と所属事務所の思惑が一致したわけです」(芸能プロ関係者)
もっとも、気になるのは日テレのリアクションだ。
「西尾起用はかなり難しいのでは。仕事嫌いの評判に加えバラエティーのイメージが強すぎるからです。しかも、西尾は局員時代に報道番組を毛嫌いし、この種の番組とは距離を置き続けてきた。報道の現場で彼女を知っているスタッフは誰もいません」(放送作家)
このまま消えるのか?