昨年に引き続き相方の木梨憲武と、企画に欠かせない関根勤の姿はなく、2年連続での「木梨・関根なし」の放送となった。そのため、ネット上では「やはりこの2人がいないと盛り上がらないよな」「この企画の醍醐味って関根さんのマニアック解説なのに残念」「今年もマンネリっぽそう」といった声が聞かれる。さらに、昨年の放送では関根と同じ浅井企画所属で、名物ネタの一つ、「空手の師範代」シリーズで知られるずんの「やす」の出演もなかった。
「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」は、もともと「みなおか」こと『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)のワンコーナーとしてスタートし、不定期に放送されてきた。児玉清のものまねの博多華丸、元AKB48の前田敦子ものまねのキンタロー。など名物キャラクターを生み出してきた、後期「みなおか」を代表する名物企画と言える。
ただ、昨年の2018年3月に番組が終了し、同年11月に「細かすぎて」単体での復活が発表されるも、木梨が出演に難色を示し、関根も同調したと言われてきた。今年もその状態が継続しているとなると、コアなファンは不満を募らせそうだ。
昨年の放送では、平均視聴率が10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と善戦している。今年も気合が入っているようで、専用アカウントツイッターでは出演者のメッセージとして、次長課長の河本準一、カトパンそっくり芸人の餅田コシヒカリ(小野島徹とのコンビ・駆け抜けて軽トラとして出演)、阿佐ヶ谷姉妹などがコメントを寄せている。
だが、ネット上では「当日誰が出てくるかが楽しみなのに、ここで明かしちゃっていいのかね」「いつものメンバーしかいない感じだね」といった冷めた声も聞かれる。この番組はオーディションで選ばれるため、無名芸人も登場する。ネット上では「昨年の不審者ネタで出た森本サイダーみたいなのが見たい」といった声も聞かれる。そうした期待に応える意外性のある内容であって欲しいものだ。
賛否両論あるものの、年末の恒例番組となりつつあるのは確かなようだ。
記事内の引用について
ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ【公式】のツイッターより
https://twitter.com/komaka_fujitv