村上信五は、仕切り、まわし、ツッコミもできるオールラウンドプレイヤーだ。昨年の大みそか、初出場となった『第63回 NHK紅白歌合戦』で、落ち着いた口調でグループの代表コメントを口にしたのも、やはり村上だった。
関ジャニのなかではフロントメンバーで、多忙な村上。年長組にあたる31歳になった今も、探究心は旺盛だ。
きのう10日から、大阪・サンケイホールプリーゼで舞台『If or…V』が開幕。これは、09年にスタートした村上の作・演出・出演によるひとり舞台だ。パントマイム、殺陣、映像を駆使したひとりコントなど、毎回新たな演目に挑戦しており、今回で5回目。村上とスタッフが、“世界地図にも歴史の教科書にも載っていない、謎に包まれた国”を創造しており、その高いエンターテインメント性は、毎回好評。もちろん、チケットは全公演、完売だ(東京公演は2月22日〜3月10日、東京グローブ座)。
関ジャニのなかでは珍しく、ソロでCMに出演。かつては、ニキビを克服したことによって、プロアクティブに。現在は、ほかほか弁当のHotto Mottoで、おいしそうにチキンやかつ丼を食べている。
あだなは、「ヒナ」。ぱっちり二重の目が、タレントの雛形あきこに似ていることから命名されたというのが、その理由。由来さえもちょっぴり笑えてしまうあたりが、村上なのだ。