今年デビュー8周年を迎えた関ジャニ∞。一見、中途半端な節目だが、関ジャニにとって「8」と「∞」は、深いダブルミーイングだ。それを祝うべく、じつは昨年末から、数々の布石が仕掛けられていた。
冬には、錦戸亮がNEWSを脱退して、関ジャニに一本化。その機をニラんだかのように、初の北海道、大阪、東京、福岡、愛知の5大ドームツアーを実現させ、大成功に導いた。これで、関ジャニの機運が確実に上がった。
春クールで、自身の名前とポジションを重ね合わせたドラマ『パパドル!』(TBS系)がオンエア。主題歌「愛でした。」は、8周年第1弾シングルとして、今月13日に発売される。ドラマの視聴率はイマイチふるわなかったが、大倉忠義が出演した嵐・相葉雅紀の主演ドラマ『三毛猫ホームズの推理』(日本テレビ系)は、及第点を突破している。
7月28日には、これまでライブで上演してきた人気企画戦隊『エイトレンジャー』が、初の映画化。『トリック劇場版』や『20世紀少年』など数多い映画、ドラマを手がけてきた堤幸彦監督が、メガホンを取った。
そして、「8」月には、アニバーサリーイベントを続々と開催。「8」日には、地元の京セラドーム大阪で、シングル購入者4万人を無料招待するフリーイベントを開く。さらに、幕張メッセ(4日&5日)とインテックス大阪(10日〜12日)では、「∞祭〜ボクらも8っちゃい、8っちゃけまつり〜」というフェスティバルを実施。“8”と“関西”。このキーワードには、メンバー7人の地元愛も込められている。
夏クールには、安田章大が初の単独主演ドラマ『ドラゴン青年団』(TBS&MBS系)に、同じく丸山隆平が『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(テレビ朝日系)に出演。村上は、8日に開幕したサッカーイベント『UEFAユーロ2012』のスペシャルナビゲーターに抜てきされており、7月1日の深夜まで、その熱戦を届ける。
まさに、八面六臂の大活躍。関ジャニにとってはその名のとおり、無限大の可能性を発揮できる夏になりそうだ。