2連勝の中身も濃い。前々走は休み明けもなんのその、2着以下を0秒4差突き放し子供扱いだ。そして、昇級戦、古馬混合など厳しい条件が重なった出石特別も終わってみれば、0秒3差の圧勝劇だから恐れ入る。
出遅れ癖が玉に瑕(きず)だが、いずれも底力でカバーしており、スケールは大きい。とりわけ、ダートは4戦3勝、2着1回と底を見せておらず、いったいどこまで強くなるのか見当がつかない。
これほどの馬にクラスの壁などあるはずもない。据え置きの52kgはアドバンテージだし、3連勝を達成する。
相手はトーセンブレイク。休み明けは割引材料だが、休養前にこの条件を勝っており、実力でカバーして不思議はない。差す競馬が板についたエアアドニスが単穴だが、△勢の食い込みも。