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たけし、森社長確執で「北野映画」はどうなる?

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ビートたけし

 3月末でオフィス北野を退社したビートたけしの独立騒動で、たけし軍団が事務所の内情を告発した。4月1日に一部のメンバーが「報道されている、師匠・北野武氏の独立について」と題した文章をブログにアップし、たけしに無断で森昌行社長が筆頭株主となる、役員報酬を引き上げるといった“裏切り行為”があったと報告した。

 森社長は一連の行為を謝罪し、たけしから「軍団のプロモーションへの尽力」を指示されるも具体的に実行されず、平成29年9月末決算において赤字に転落し、たけしの怒りを買ってしまったようだ。森社長に全幅の信頼を置いてきただけに、たけしの失望の深さは計り知れない。

 「ビートたけしと森昌行社長は、もともとテレビ番組でタレントとディレクターとして出会い、1986年のフライデー襲撃事件を受けて、所属の太田プロダクションから独立するにあたり、社長としてむかえられました。1994年にたけしがバイク事故を起こすと、毎日のように記者会見を開き、長髪を後ろで束ねた姿がワイドショーに映し出され、お茶の間の知名度も向上しました」(業界関係者)

 たけしと森社長の事実上の「訣別」により懸念されるのが、「北野映画」の行方であろう。

 「森社長は第2作目の『3-4x10月』からプロデューサーとして、北野映画の全作品に関わってきました。資金調達や、海外展開など、映画全般のマネジメント全般を担ってきました。さらに、監督に脚本の書き直しを要求するなど、映画の内容に口を出せる数少ない存在です。北野映画は監督の知名度に比して、内容は抽象的で地味とされるものも多い。それを商業的に成立させるためのアシスト役として森社長は必須の存在だっただけに、今後はどうなるかが気になるところですね」(前出・同)

 一部報道では、たけしのもとには初期の代表作『その男、凶暴につき』『ソナチネ』などの製作者を務めた奥山和由がコンタクトを取ったとも伝えられている。「世界のキタノ」はどうなってしまうのだろうか。展開を追って待ちたい。

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