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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(11/3東京・11/3京都)

 先週ピックアップした2頭。東京デビューの注目馬・ラングレーは、好スタートを切るも直後に2度、3度飛び跳ねたが、すぐに落ち着き馬なりのままレースの流れに乗っていく。道中は3〜5番手の位置で脚を溜め、直線に入り仕掛けられると、スッと反応し鋭く伸びて1着。走り方が同厩舎にいたディープブリランテに似ており、レースセンスが良く、能力も負けず劣らず。来年のクラシック有力馬の1頭となるだろう。もう一頭の注目馬・フランキーバローズは、まずまずのスタートを切るが、行き脚がなかなか付かず押して出していく。道中は2番手を進むが、4コーナー入口で早くも手応えが悪くなり追い出し始める。直線に入ると脚色が一杯になり8着。スタートからポジションを取りに行く 際に脚を使ってしまったことや、スピードタイプではないため、本質的にこの距離は短く、もう少し長い距離で脚を溜めていく競馬の方が合うのだろう。次走以降距離を延ばしてきたら再度注目。

 今週の東京デビューの注目馬は、11月3日(日)第6R芝1600m牝馬限定戦に出走予定のオメガハートロック。馬名の由来は「冠名+強い心」。牝、黒鹿毛、2011年2月15日生。美浦・堀宣行厩舎。父ネオユニヴァース、母オメガアイランド、母父エルコンドルパサー。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は原礼子氏。半姉には2012年フラワーカップ(GIII)を勝ち、全3勝を挙げたオメガハートランド(父アグネスタキオン)や、ダート中距離戦で4勝を挙げているオメガスカイツリー(父ゼンノロブロイ)、芝、ダートで全3勝を挙げたオメガブルーハワイ(父フジキセキ)と、兄妹はすべて3勝以上挙げている。本馬は、均整の取れた牝馬らしい丸みのある好馬体をしており、父 に似てやや曲飛。トモにはもう少し筋肉がついてほしいが、柔らかみのある良質な筋肉の持ち主。頸が長く、胴の伸びは上々で、距離はマイルから中距離が良さそうだ。なお、鞍上には戸崎圭太騎手を予定している。

 京都デビューの注目馬は、11月3日(日)第3R芝1600m牝馬限定戦に出走予定のロザリンド。馬名の由来は「シェイクスピア作「お気に召すまま」の主人公名より」。牝、黒鹿毛、2011年2月3日生。栗東・角居勝彦厩舎。父シンボリクリスエス、母シーザリオ、母父スペシャルウィーク。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額3200万円。全兄には本年の菊花賞を制したエピファネイア(父シンボリクリスエス)がいる。母は2005年日米オークスを制した名牝シーザリオ。その産駒は総じて雄大な馬格の持ち主で、本馬も例に洩れず雄大な馬体の持ち主。逞しい胸前とトモ、そこから出るスラッとした脚。繋 ぎにはクッションがあり走りにバネがある。知的で凛とした顔立ちをしており、兄ほど気性に苦労はしないだろう。胴には伸びがあり、距離はクラシックディスタンスが合いそうだ。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。

※出走予定競争には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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