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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(10/27東京・10/27京都)

 先週東京デビュー予定だった注目馬・マイネシャルフは、抽選非当選の為、今週26日(土)第5R芝1600m戦に出走予定。ところ変わって京都デビューの注目馬・リバーソウルは、好スタートを切ると、すんなり折り合いも付き馬なりのまま先頭へ。道中は上手く息を入れて脚を溜める。4コーナーを上手く回り差を広げ、抜群の手応えで直線に入る。外から断然の1番人気トーセンスターダムが迫るが、本馬も良く伸びて簡単には抜かせずマッチレース。残り50m辺りで交わされてしまい2着に敗れたが、力のあるところを見せた。今回は逃げたが、どこからでも競馬が出来るタイプ。勝ち上がりはもちろんのこと、クラスが上がっても楽しみな一頭。

 今週の東京デビューの注目馬は、10月27日(日)第4R芝2000m戦に出走予定のラングレー。馬名の由来は「太陽などの放射エネルギーの強さの単位」。牡、鹿毛、2011年3月19日生。栗東・矢作芳人厩舎。父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、母父Storm Cat。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額8000万円。曾祖母はBCマイル、ジャックルマロワ賞を連覇などGI10勝を挙げ、母としても大種牡馬・キングマンボを輩出した名牝中の名牝。母父Storm Catに父ディープインパクトは、ダービー馬・キズナを筆頭に桜花賞馬・アユサンなど、非常に相性の良いニックス配合。本馬はディープ産駆らしい柔らかさと筋力の強さがあり、それでいて母父Storm Catの雄大な馬格を持ち合わせている。脚長で胴伸びが良く、トモには逞しく良質な筋肉が付いている。もちろん後駆だけではなく、逞しく大きい胸囲や胸前と、前駆も負けず劣らずの造り。穏やかな気性で操作性もあり、距離はクラシックディスタンスが合うだろう。鞍上には戸崎圭太騎手を予定している。なお、本競走には、ディープブリランテの全弟・ゼウスバローズや、カミノタサハラやボレアスの全弟・ベルキャニオンなど良血馬が揃う注目の一戦。

 京都デビューの注目馬は、10月27日(日)第5R芝1600m戦に出走予定のフランキーバローズ。馬名の由来は「人名+冠名」。牡、鹿毛、2011年2月17日生。栗東・清水久詞厩舎。父マンハッタンカフェ、母ルンバブギー、母父Rainbow Quest。生産は新ひだか町・タイヘイ牧場、馬主は猪熊広次氏。2011年セレクトセール当歳市場において2205万円で落札された。祖母のキーフライヤーは、ダンスパートナー、ダンスインザダーク、ダンスインザムードの母ダンシングキイの全妹で活力のある母系。近親には05年天皇賞(春)を制したスズカマンボ(父サンデーサイレンス)がおり、半兄には中央で3勝を挙げたタイガーストーン(父アフリート)がいる。本馬はすらっとした馬体をしているが、脚長で頸も長く、胴が伸びており体型や血統からはいかにも長い距離向き。ゆえに今回のマイル戦は厳しいか。まだ全体的に非力な印象を受けるが、胸前には厚みがあり、徐々に実が詰まってきている。馬体の成長とともに距離を延ばして いけば、おのずと結果が付いてくるだろう。なお、鞍上には松山弘平騎手を予定している。

※出走予定競争には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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