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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(10/12東京・10/13京都)

 先週ピックアップした2頭。新潟デビューの注目馬・アドマイヤシーマは、まずまずのスタートを切ると馬の行く気に任せて後方へ。折り合いも付き道中はスムーズな競馬。直線入り口から大外へ進路を取り追われると、内へ外へフラフラ走ってしまい伸びきれず6着。若さが出たレースとなってしまったが、伸びかけた脚は見所がありそうであった。多少なりともレース慣れしてくればすぐに勝ち上がるだろう。京都デビューの注目馬・フェイブルネージュは、スタート一息で後方から。道中はぎりぎりのところで折り合いを付けながらの競馬。3コーナーから徐々に進出し、直線入り口では先頭を約4馬身差の射程圏に捕える。じわじわと伸びるも捕えきれず3着。まだ馬体に余裕があったので、一度 使われてしまってくれば次はもっと良い脚が使えるだろう。

 今週の東京デビューの注目馬は、10月12日(土)第5R芝2000m戦に出走予定のテスタメント。馬名の由来は「聖なる契約」。牡、鹿毛、2011年4月13日生。美浦・小島茂之厩舎。父ディープインパクト、母ブラックエンブレム、母父ウォーエンブレム。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は田原邦男氏。母は2008年秋華賞(GI)を勝った名牝で、近親にはダート中距離路線で4勝を挙げたピースエンブレム(父ウォーエンブレム)がいる。本馬は脚長のすらっとしたシルエットで、その走りにはバネがあり、トモには良質な筋肉が付いていて柔らかみもある。胴はやや詰まった感じで、気性からも距離はマイルから2000mくらいが良さそうだ。なお、鞍上には松岡正海騎手を予定している。

 京都デビューの注目馬は、10月13日(日)第4R芝2000m戦に出走予定のサウンズオブアース。馬名の由来は「地球のサウンド」。牡、黒鹿毛、2011年4月12日生。栗東・藤岡健一厩舎。父ネオユニヴァース、母ファーストバイオリン、母父Dixieland Band。生産は千歳市、馬主は吉田照哉氏(社台オーナーズで4000万円募集)。本馬は全体的に幅があり、がっしりとした馬体からパワーがありそうだ。胸前やトモにはびっしりと筋肉が詰まっている。ただ、前脚の可動域が若干物足りない感じはするが、繋ぎは程良い長さで、距離はマイルがベストだと思われる。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。

※出走予定競争には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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