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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(9/16中山・9/15阪神)

 先週ピックアップした2頭。中山デビューの注目馬・マイネルレパードは、スタートで寄られ後方からの競馬。道中はドスローだったため、すぐに盛り返し中団7、8番手の位置取り。直線はヨーイドンの瞬発力勝負になると反応しきれず7着。やはり距離はもっとあった方が良く、瞬発力勝負には向かないタイプ。まだ幼い部分が多いので余計に厳しかったか。それでも距離を延ばしてくれば現在の完成度でも十分に勝負になるだろう。阪神デビューの注目馬・ミッキーアイルは、まずまずのスタートを切り、かかり気味に好位に付ける。400m程走ったところで折り合いが付き抜群の手応えで直線へ。少し気合いを付けはしたものの、残り200mまでは馬なりのまま。いざ追い出すと何度も手前を 変え、右へ左へフラフラしながらも伸び2着。手前を何度も変えながら伸びていたことや、スタートからしばらくかかっていたことを考えると能力は確か。順番はすぐにやってくる。上のクラスでも即通用するだろう。

 今週の中山デビューの注目馬は、9月16日(月)第5R芝1600m戦に出走予定のサニーデイズ。馬名の由来は「晴れた日」。牡、黒鹿毛、2011年4月20日生。美浦・相沢郁厩舎。父フジキセキ、母ピンククラウド、母父ボストンハーバー。生産は日高町・前野牧場、馬主は星野祐介氏。伯母にはダートで4勝を挙げたオナーリーブ(父ダンスインザダーク)や、近親には2005年の交流重賞・兵庫ジュニアグランプリ(GIII)を勝ったモエレソーブラッズ(父フジキセキ)、2013年の共同通信杯(GIII)を制したメイケイぺガスター(父フジキセキ)がいる。近親の活躍馬の父はフジキセキが多く、上記2頭にはクロスが発生しているが、本馬はクロスなし。それでもフジキセキとは 相性の良い系統で、期待せずにはいられない。馬体を見ると、均整が取れており、トモ、肩共にしっかりとした筋肉が付いている。背はやや短めだが、母よりは距離が持ちそうな体つきで、マイルくらいまでOK。先行して押し切る競馬が合いそうなタイプ。なお、鞍上には丸山元気騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、9月15日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のエアカミュゼ。馬名の由来は「冠名+ブルゴーニュの歴史ある特級ワインの生産者名より」。牡、黒鹿毛、2011年2月23日生。栗東・池江泰寿厩舎。父キングカメハメハ、母ツィンクルヴェール、母父サンデーサイレンス。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はラッキーフィールド。2011年セレクトセール0歳市場において3990万円で落札された。祖母は1994年オグリローマンが勝った桜花賞(GI)で2着のツィンクルブライド。叔父には2005年のシンザン記念(GIII)を勝ち、2007年スズカフェニックスが勝った高松宮記念(GI)で2着のペールギュント(父サンデーサイレンス)が いる。馬体に目を向けると、まず目を引くのは前駆。発達した肩にたくましい胸前、そこから伸びる太い頸と、前駆から頸にかけて非常に良いつくりをしている。前駆と比べると頼りない印象を持ってしまう後駆であるが、筋肉の質は良い。やや胴が詰まっており、筋肉の付き方から距離はマイルくらいが良さそうだ。なお、鞍上には内田博幸騎手を予定している。

※出走予定競争には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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