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女性の顔に殺虫剤、男性にヘッドロック 「明石市元部長」の異常行為に怒りの声

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 25日、兵庫県明石市が、産業文化振興部の元部長がセクハラやパワハラを日常的に繰り返していたとして6か月の停職処分とし、その後依願退職したと発表。その度を超えた振る舞いに、驚きの声が広がっている。

 この元部長は、平成28年間から29年の間、部下の男女3名に対し頭を掴んで締めるプロレス技「ヘッドロック」を行う。さらに、男性の頬を平手で殴るという行為に出たほか、宴会の進行が気に入らないと蹴ったこともあったそう。

 また、「お前が休んだほうが世のため人のため」と暴言を吐き、あろうことか女性の顔に対し、殺虫剤を噴射。さらに、女性5人の頭や肩を撫で回したうえ、食事や旅行にしつこく勧誘。まさにやりたい放題だ。

 元部長の異常行為の数々について、元部長は「スキンシップだった」などと釈明している。さらに、暴行やセクハラは酒を飲んでのものというが、そんなことが言い訳にならないのは当然のこと。

 女性の顔に殺虫剤を掛けるという行為は、殺人未遂罪にもなりうるのではないかという声が上がるほどの異常行為。そのような行動をなぜ発見し、咎めることができなかったのか疑問視する声があり、「日常的にパワハラが行われ、容認する雰囲気があったのではないか」との指摘もあるほど。

 役職にあるものがその立場を利用してパワハラやセクハラを行うのは、人間として最低の行為。特に女性に対し交際を迫る、身体を触るなどするのは許しがたく、退職するのは当然だ。

 パワハラやセクハラに対する目が厳しくなるなかで、市民の税金によって運営される公務員の管理職者が「やりたい放題」状態になっていたことは極めて遺憾。再発防止策を早急に講じる必要がある。

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