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【沖縄国際映画祭】俳優・ムーディー勝山は高倉健とマンツーマン出演映画もOK!?

 『第4回沖縄国際映画祭』で上映された映画「同じ星の下それぞれの夜」。同作品は、冨永昌敬、真利子哲也、富田克也。という今注目を集める3人の監督によるオムニバス作品。物語は3人の日本人が、フィリピン、マレーシア、タイとそれぞれの場所で同じ時に遭遇した流れ星の下で体験する奇跡を描いている。このオムニバス作品の中のファイリピンを舞台とした「ニュースラウンジ25時」では、「右から左へ受け流す」で一時代を築いたお笑い芸人、ムーディー勝山が、主役を演じている。同作品で、お笑い芸人ではなく、俳優としての顔を見せるムーディー勝山にインタビュー。話を聞いた。

 「お笑い」とは土俵の違う映画での主演抜擢となったムーディー勝山だが、「話を聞いた時は飛びつきました!! 興味あります。いつでも動けますみたいな(笑)」と“ノー”の選択肢は全くなかったという。もちろんスケジュールに余裕があったことも事実なようだが、「僕みたいな芸人は一発屋と呼ばれるんですが、よくテレビ番組で占いをさせらることが多いんです。そこで、“お先真っ暗ですね”なんて言われて(笑)。僕はそんな時に、よく“役者とかお笑い以外の仕事も請けた方がいい”と言われることが多かったんです」と以前から“役者”への興味があったことを語った。

 また、同オムニバス映画の他の作品には、お笑い芸人のレイザーラモンRGも出演しているが、ライバル意識はあるのか。「もちろん、RGさんには負けたくないですね。でも、作品を見たら、たぶん、僕が勝ってます。はっきり言って下手でした(笑)」と自信満々。レイザーラモンRGの演技を見て、「勝ったな」と鼻で笑ったという。

 ちなみに、今回の映画をきっかけとして、他に役がくればどんな役をやりたいのか。聞いてみると、「ほんとに、なんでもいいので、出演したいです。こういう言い方をするとコンセプトがないみたいなんですが…仕事を下さい!!」とこだわりは持っていない様子。そこで、「もし、俳優の高倉健とでムーディー勝山、二人だけの出演の2時間の映画をつくりたいというオファーがきたら?」とたずねると、「高倉健さんとマンツーマンで…たぶん、胃が半分くらい潰れると思いますけど、それでもOKです」と意気込みは十分。

 そして、最後には、「役者・ムーディー勝山をぜひ見て欲しい。こういうことを言ってはいけないのですが…僕は一般のお客さんより、ぜひ、映画業界関係者、テレビ業界関係者、代理店のみなさまに見て頂きたいです。ぜひムーディー勝山を使って下さい」と猛アピール。これからは、意気込み十分の「役者・ムーディー勝山」に注目だ。

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