19世紀より、霊術会や交霊会にて、多くの霊能者(霊術家)がエクトプラズムを使って霊を実体化したが、最近ではその手法を使う霊能者の数は減っている。稀に、霊が勝手に付近にいる人間のエクトプラズムを使用して実体化する場合もあるといわれている。
今、ハリウッド映画『エクトプラズム』の影響で、世界中でエクトプラズムという不思議な物質が大きな話題となっている。今回はそのエクトプラズムに関して触れてみよう。
【1枚目の写真】
「インド人の霊がエクトプラズムで手になって出現」
この写真は、昭和48年に撮影されたものであり、物理霊能者と呼ばれた亡き竹内満朋氏の特異な霊能力で実現した不思議な現象である。古代に亡くなったインドの聖人が、「和」という漢字を書いている写真であり、竹内氏がエクトプラズムを出し、インド人の霊が腕だけを実体化し、文字を書いたのである。画面の右下に筆を持つ手が見える。
(協力・たま出版/所蔵・小田秀人氏)
【2枚目の写真】
「男に覆い被さる白い影」
次の一枚は、1896年にパリで撮影されたアルバート・デ・ロシャス氏のポートレートである。恰幅の良い紳士の体全体を覆うように、白い影が写っている。この影は、ロシャス氏自身からにじみ出たエクトプラズムを使った霊が実体化したのではないかと推測されている。
【3枚目の写真】
「女性の口からエクトプラズム」
この写真は、1913年6月23日に撮影されたとされるエクトプラズムの写真である。女性の口から細長い煙のような形状でエクトプラズムが尾を引いて出現している。
(山口敏太郎)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou