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これぞ「最恐」アイテム? さまざまな怪異を引き起こす「呪いの軍服」!

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画像はイメージです。

 いよいよ夏休み、連日猛暑日が続いているが、こんな時は涼しくなれるスポットに出掛けてみてはいかがだろうか。

 海やプールのようなレジャーやアトラクションは勿論、体の芯からゾーッとする…恐怖スポットも乙なものだ。

 そもそも日本人は冷房の無かった昔、怪談や肝試しで肝を冷やして涼としていた。盛夏に怪談やお化けに触れるのは、日本古来の文化とも言えるのだ。

 さて、夏休みはイベント目白押しの観光地・東京お台場に、奇妙なものや曰く付きのものが多数展示されている山口敏太郎の妖怪博物館がある。珍しい妖怪のミイラを初めとする珍品希品の数々はオカルト好きな人たちの目を楽しませてくれることだろう。

 そんな展示品の中で、『最恐』の呼び声が高いものが、博物館の奥で壁にかかった状態で展示されている『魂の入った軍服』だ。この軍服は岐阜で今年も好評開催中のお化け屋敷『恐怖の細道』にて小道具として使用されていたものだった。しかし、マネキンに着せていたのだが、誰も触っていないのに上着やズボンが脱げてしまう。お客様が奇妙な声や気配を感じる。最終日にはスタッフに倒れかかって離れてくれないなど様々なことが起きたため、次回以降は使用しないと決定し、曰く付きの軍服として山口敏太郎の妖怪博物館の所蔵品となったのだ。

 そもそもこの軍服がらみで怪異が起きたのも、実はこの軍服を使用していた持ち主が戦死しているからなのだそうだ。軍服に持ち主の未練が染み付き、訴えたいことが残っているため、様々な怪異が起きてしまったのだそうだ。

 そのため、妖怪博物館では更なる怪異が起きないよう、人のかたちをしたマネキンに着せずハンガーを使用し壁にかけた状態で展示している。

 しかし、それでも軍服に残る念は相当強いようで、博物館を訪れた人が奇妙な体験をしている。霊感の強い人やそうでない人が、軍服を見て気分が悪くなったり、頭痛を感じたりする。機嫌の良かった赤ちゃんや小さな子供が、軍服の方を見ていきなり泣き出す。博物館での怪異のほとんどが、この軍服を中心に起こっているのだ。

 果たして、この軍服に残る念は何なのか。何を伝えようとしているのか。

 軍服は今も妖怪博物館に展示中である。怖いものが好きな人は、一度実物を間近で見てみてはいかがだろうか?

文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所

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