写真の左上にご注目いただきたい。中央の簾の前に巨大なオーブが写りこんでいるのがお分かりいただけるだろうか?
このオーブは青白く不気味に光っており、中央部には男性の顔のようなものも確認できる。
一見、よく見るタイプのオーブであるが雨や湿気の少ないなか、このように屋内でハッキリと映るのは珍しい。
さて、この「山口敏太郎の怪奇・不思議コレクション展」開催中のなか、会場では不思議なことが何度も起こっていたという。
受付を担当していた社員によると夜、どこからともなく足音が聞こえたり、お客さんかと思い、受付まで走っていったも誰もいなかったりなどさまざまな怪奇現象が起こっていたという。
旧堀部邸は明治9年頃に建てられた武家屋敷で建物内には甲冑のほか、剣道の防具など幕末から明治初期の雰囲気を思わせるものがたくさん展示されている。
また、「山口敏太郎の怪奇・不思議コレクション展」では江戸時代の妖怪資料のほかリアルライブでもご紹介した鎌倉時代に作られた「呪いわら人形」や「動く鬼の銅像」「笑い面」などたくさんの恐ろしいグッズも展示されており、それら負のエネルギーが犬山での珍事を起こしていたのかもしれない。
なお、山口敏太郎知り合いの霊能者の話では、このオーブからは特に悪い気のようなものは感じられず、撮られた環境から光の加減か、偶然に舞っていたホコリのようなものでは? と解釈している。
今回のコレクション展示は一旦これにて終了になるが、展示されていた「ツチノコの干し首」や「怪獣土偶」をはじめとする珍コレクションは現在も山口敏太郎が保存している。
また、ふたたびお目にかかれる日が来るかもしれない?
(写真提供:渋谷泰志)
(山口敏太郎事務所)