この日参戦が決定した佐々木有生、北岡悟とともに、会見に姿を現した中尾は参戦動機について「藤田選手、吉田選手と戦い闘いたいから」。なかでも同じレスリング出身の藤田にはライバル心を燃やしており、「やっぱ藤田選手。次の大会に勝ってリング上から『藤田選手とやりたい』と言いたい」と意気込んだ。
昨年4月の「PRIDE34」以来、約13カ月ぶりの試合だが、「1日5時間、打撃と寝技のトータル的な練習をしている」と早くも出撃態勢は万全。「まずはいい男、カッコイイ男とヤリたい」と舌なめずりする中尾は、戦極の舞台でも熱く甘いキッスを狙う。
また、この日はパンクラスで活躍する北岡(70kg級)、菊田早苗、三崎和雄らが所属するGRABAKAの佐々木(83kg級)の参戦も発表された。
2人は「五味(隆典)選手らトップ選手はいるけど、今の僕は名前を出す段階じゃない。まずは実績を作る」(北岡)「投げてパウンドで殴って極めて勝つ。総合らしい試合をしたい」(佐々木)と闘志を燃やしていた。