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勝手に選ぶ芸能界10大ニュース その3 まだまだ“浄化”しきれない芸能界の薬物汚染

 今年8月、「週刊文春」(文芸春秋)に衝撃的な記事が掲載された。

 8月に予定されていた活動再開ライブをASKAの体調不良を理由に延期した「CHAGE and ASKA(以下チャゲアス)」のASKAが重度のシャブ中に陥っていることを発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じたのだ。

 同誌によると、ASKAは89年に家族を伴ってロンドンに移住した際にドラッグを経験していたが、ここ10年ぐらいでハマり現在は末期的な中毒症状。さらに、もともと、中学時代の同級生である現役の暴力団組員から、札幌市内に購入した隠れ家で薬物を調達していたが、購入をめぐるトラブルがあり、その暴力団員がASKAが覚醒剤を吸引する現場を隠し撮りし、その映像でASKAを脅迫しているというのだ。

 「この記事が出る前、一部夕刊紙が匿名で2人の芸能人がドラッグにハマっていることを報じたが、そのうち1人がASKA。もう1人は海外で更生プログラムを受けドラッグとの関係を断ち切ることができたという」(週刊誌記者)

 その後、10月にASKAのインタビューが同誌に掲載され、「僕は一度もやったことはありません」と覚醒剤の使用は否定。しかし、馬の興奮剤として知られている「安息香酸ナトリウムカフェイン(通称・アンナカ)」を使用していたことを告白したが、ASKAは大幅にイメージダウンし、活動再開も含めて白紙になってしまったようだ。

 「おそらく、ASKAの“処分”を見て『自分もヤバイ』と思った芸能人もいたはず。09年の押尾学、酒井法子の薬物による逮捕が“見せしめ”になったはずだが、国内・海外で薬物に手を染めている芸能人はまだまだいる。ここ数年当局が狙っているのが人気シリーズの主演もつとめたイケメン俳優・Xだがなかなか尻尾を出さない」(事情通)

 11月末には故若山富三郎さんの長男で俳優の若山騎一郎容疑者と故上原謙さんの次女で女優の仁美凌容疑者が夫婦そろって覚せい剤取締法違反で逮捕された。

 逮捕されてから安易に薬物に手を出したことを悔やむぐらいなら、苦しんでも関係を断ち切る努力をした方が良さそうだ。

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