また、「西川口は人間の住む町じゃねぇ」「神田の女はすぐ金券ショップに入る」「三茶の女は返事が小さい」といった独断と偏見による街ディスりネタも話題となっている。最近のバラエティ番組は、ご当地あるある系のネタも増えているだけに、薄幸のネタはウケていると言えそうだ。このネタは『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)でも披露され、明石家さんまにも見事にハマっていると言えるだろう。
何より、薄幸なる一度見たら忘れられない名前の名付け親はビートたけしである。さんまとたけしに気に入られた彼女は、今後さらにブレークして行きそうだが、そんな彼女にも2つの懸念要素がある。
一つは自身が抱える健康問題である。15歳からめまいに悩まされていることが、2018年11月放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)にて明かされた。良性のものとされるが、その分はっきりとした治療法が確立されておらず、うまく付き合っていく必要がある。今後、スケジュールが忙しくなれば、ストレスなどでめまいが激しくなる懸念がありそうだ。
そして、二つ目の懸念要素はキャラかぶりである。薄幸はヤンキー姉ちゃん風の毒舌キャラが売りであるが、これは尼神インターの渚とカブるものがある。実際に、渚は『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、自身のキャラは苦労して作り上げて「やっとテレビに出させてもらえるようになったら、こいつがのうのうと出てきた」と苦言を呈し、話題となっている。
もちろん、薄幸自身は「自分の素の部分を出している」と話しており、渚をパクったわけではないだろうが、やはりネットでは批判が生じている。さらに、ほかの声としても、「なんだか無理している感じがする」「ノブコブ吉村的なビジネス破天荒のにおいはする」といった声が聞かれる。
自身の公式twitterでは飲酒の報告が多いながら、芸人仲間との飲み会の様子や、活動の様子を報告している。『M-1グランプリ2019』予選は、準々決勝に進出したが残念ながら準決勝に進めなかったことも投稿。不安要素があるとはいえ、賞レースでも注目度の上がっている納言、今後の活躍に期待したい。