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すべるジュニアを浜田がスルー? 凄腕司会ぶりが堪能できる、昭和VS平成「頭脳バトル」の行方

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ダウンタウン・浜田雅功

 鳥肉って何の肉!? そんなドキッとするような疑問を投げかけたクイズバラエティ『そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?』(朝日放送・テレビ朝日系)が好調だ。司会は、ダウンタウンの浜田雅功。タレントはもちろん、素人さえもピカリと光らせることができる屈指の凄腕司会者だ。

 浜田は、単体のレギュラー番組5本のうち、『プレバト!!』(毎日放送・TBS系)、『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に同番組を加えた3本が、1人の司会者と1人の女性アシスタントMCを複数のゲストが囲むスタイルのトーク・頭脳バトル。笑いと怒りを武器にして、たった1人で次から次へとバッサバサと切り裁く姿は、実にカッコいい。

 そんな浜田の今回の敵は、40名近くに及ぶ。一流名門大学の現役学生やジャニーズタレント、AKBグループ、モデル、アイドル、芸人、アスリートといった“平成生まれの解答者”は、およそ30名。その対面に座る“平成生まれにオドロイター(昭和生まれのパネラー)”は、6名だ。

 番組内容は、昭和パネラーから1人が出題者として、平成生まれが答えられなかったことについて尋ねるアンケートから、これは答えられるだろうと思う問題を出題。平成世代が全員正解なら賞金100万円を山分けする。浜田は冒頭で、「みなさん100万円持っていってやー!」とエールを送るが、平成生まれは珍解答を連発。答えられなかった理由を平然と、「習ってこなかった」、「友だちもみんな天然だから」、「初めて聞いた」などと言ってのける。その都度、昭和パネラーたちは、口をあんぐりさせる。これが、定番のラリーだ。

 解答権は同じく、昭和パネラーたちにもある。時には、陣内智則のように天然すぎて模範解答の軸がブレてしまうこともあるが、反して、真っ向からボケる気満々なのが千原ジュニアだ。

 「ウールは何の毛?」という問題に対しては、「そんなことより具志堅(用高さん)はパーマを当てなかったら直毛」と解答。答えることを放棄して、「ググれ!」と指示することもある。さらに、「ボケが浮かばないので小1時間ください」とお願いポーズを見せることも。

 ジュニアの渾身の小ボケの数々を、愛想笑いで軽くいなす浜田。浜田にとっては、その布石も計算だ。番組ラストでジュニアを当てて、その答えが「草野さんと同じ」と、パネラー席最前列の草野仁を指した。そのわずか数秒後、浜田が「結果発表〜!」ばりの大声で、「ありがとうございましたー!」と締めて、番組がエンディング。華麗なる連携だ。

 かゆいところに手が届く。それが、浜田がマルチタレントたらんとしている所以と言えよう。
(伊藤雅奈子)

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