15日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、松本人志が清水について、「この息子、正直気色悪い。前回の闇カジノのウヤムヤ感もアウト。今回の件と合わせて一本ですよね」と糾弾する。
さらに、記者会見ですすり泣く父・清水アキラを見て、「芸人が、テレビカメラの前で感動したのならともかく、悲しみで泣く姿って見せたくないじゃないですか。それを息子にやらされてしまうという親不孝さはない」とバッサリ斬った。
その裏番組である『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも、テリー伊藤が「こいつはたちが悪い。見たことがない人にやっている(薬を飲ませている)ということは過去にもやっていた」と猛批判を展開する。
極めつけは、芸能界のドンといわれる和田アキ子。「闇カジノも行っちゃいけないところに行ってるわけだから。その間にやっちゃったわけでしょ。もう言葉がないですよね」と断罪。清水が、逮捕前にTBSの番組で美川憲一と対談し、闇カジノ問題について「自分は騙された」「実際捕まっていない」と主張し、美川から自身の大麻逮捕経験を踏まえ、「変わらなかったら、この芸能界から消えるわね」と言われていたことを知ると、「こんなこと言ってくれる人いないよ」とポツリ。
そして、「うちらの商売みんな違うじゃない。似てるけど、相談しても誰もその気持ちをわかってくれない。同じような気持ちを持って美川さんがおっしゃってくださったと思うのに、残念。もうほっときましょう」と突き放した。
今回の事件で清水は、松本、テリー、和田と芸能界で影響力を持つ3人から嫌悪されてしまった。覚せい剤使用もさることながら、清水が女性に薬物を使用するよう持ちかけたことに、一種の「気持ち悪さ」と「常習性」を感じているようだ。
「お笑い界で強い影響力を持つ松本に『気色悪い』と断罪され、芸能界のドン的存在である和田から『ほっときましょう』と見捨てられた清水の芸能生活は、事実上終了したと言ってもいいでしょう。父であるアキラについては同情的な意見が多いようですが、彼の闇カジノ問題の際、わずか4か月で復帰させたような甘さが、事件を誘発したと言っても過言ではない。この状況で仮に芸能界に復帰させるようなことになれば、今度はアキラの芸能生活にも影響が出てしまうでしょう」(芸能ライター)
薬物使用の代償は、とてつもなく大きなものになってしまったようだ。