1983年にマイケルがビデオの中で着用したこの黒と赤のレザージャケットは、ビバリーヒルズの “ジュリアンズ・オークション”で当初20万ドルから40万ドル(約1600万円から3200万円)で落札されると予想されていた。
オークションの主催者マーティン・ノーランは、「マイケルの世界的な人気はどんどん増しています。これは伝説です。まさしくマイケル・ジャクソンが望んでいたものです」とコメントした。
25日土曜日から2日間に渡って行われたれたこのオークションは、マイケルの没後2周年を記念して開催された。
オークションの利益の一部は、2006年にマイケルがネバーランドを手放した際に2頭のベンガル虎が引き取ったシャンバラ・プリザーブ・ワイルドライフ保護公園に寄付される。
PV撮影に使われた二枚のジャケット中の一枚であるこのジャケットは、マイケルの遺族が所有していたもので、袖の部分に『ラブ・マイケル・ジャクソン』というサインがしてあるが、保存状態は決して良くないという。
他にもマイケルのクリスタル製のグローブは33万ドル(約2600万円)、マイケルの直筆歌詞入り『ウィ・アー・ザ・ワールド』のポスターは27万ドル(約2200万円)で落札された。
以前、競売元のジュリアンズは「我々は、こんなにも有名でファッションの歴史を変えたジャケットを他に知りません。ポップカルチャーの中で最も良く知られ、重要なジャケットです」とコメントしていた。