ビートたけしが、コントを愛する東京03やロッチ、劇団ひとりなど後輩芸人とともにオリジナルの新作コント20本を披露したお笑い特番『コントの日』。新川は昨年に引き続き、2年連続で同番組に出演し、芸人らとともに番組を盛り上げた。
その中で新川は、「世界ウルルン滞在記」(TBS系)のパロディコントである「世界タピオカ滞在記」に出演。このコントで新川はタピオカの原料となるキャッサバの有数の産地として知られるフィジー共和国へ実際にロケに向かったという。
1995年から約13年間レギュラー放送されていた本家の「ウルルン滞在記」は、主に若手俳優やタレントらが、現地の人との交流や現地での体験を通して、普段メディアでは見せない姿を見られるのが人気。特に、別れの場面で滞在先の家族から見送られお互いに別れを惜しむ、涙のラストシーンが見どころだった。
「タピオカ滞在記」でも、このシーンを忠実に再現。新川は本家さながらに現地の人から歓迎を受け、夕食を振る舞ってもらうなどフィジーで充実した日々を過ごした。そして、現地の人たちからサプライズで心のこもった別れの歌を送られた新川は、鼻を押さえて涙を流すという完璧な“パロディ”を演じたかに見えた。
しかし、このコント後に行われたスタジオトークで、劇団ひとりから「最後泣いてましたね」と聞かれた新川は、「ちょっと本当に感動しちゃって」と、涙が演技ではなかったことを明かした。共演者の東京03・飯塚悟志や劇団ひとりは「ホントに泣いてたんだ」などと驚いていた。
その後に劇団ひとりから「でも、実際に(村に)宿泊はしていないんでしょ?」と問われた新川は「実際は現地近くのビジネスホテルに泊まった」と告白しスタジオの笑いを誘っていた。
ツイッターでは「あの涙は本物だったんだ」「ほんとに寂しくて泣いてたエピソードにほっこりしました」と新川の涙に驚くコメントや、「新川優愛の魅力が爆発してたな」「世界タピオカ滞在記のクオリティの凄さよ。新川優愛の凄さよ」など新川を絶賛するコメントが見られた。
新川はもともと、高校生のころからお笑いライブを観に行くほどのお笑い好きで、コント番組にも積極的に出演しているという。劇団ひとりや東京03、チョコレートプラネット、ロバート・秋山竜次などそうそうたるメンバーの中でも存在感を発揮した。女優としても今後ステップアップしていきそうだ。