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【言葉】人気の曲芸師が着ていた衣装がレオタードとして発展!

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提供:週刊実話

 実は人名が由来だったというアイテムは意外に多く、レオタードもその一つ。フランスの曲芸師であったジュール・レオタールに由来する。今から約130年前、空中ブランコや綱渡りといった曲芸で人気を博した人物だが、曲芸をするときの衣装が体にフィットした特徴あるデザインであり、それが彼のトレードマークにもなっていた。

 しかし、人気と実力を兼ね備えていたレオタールは、28歳のときに天然痘に侵され、残念ながら若くして他界してしまったのである。その彼の人気にあやかろうと、他の曲芸師たちが特徴的な衣装を真似るようになり、やがてその衣装が「レオタード」と呼ばれるようになった。今でこそ女性の方が着る機会が多いと思われるレオタードだが、実は男性が元祖なのだ!

 ちなみに、かつて女子の体操着としてもなじみ深かったブルマの由来も、レオタードと同じく人名。こちらはアメリカの女性解放運動家、アメリア・ジェンクス・ブルーマーが、コルセットで腹を締めつける当時の下着に反発し、ゆとりのある下着を考案したことが始まりである。

 この他、カーディガンも人名が由来となっている。英国陸軍軽騎兵旅団長の第7代カーディガン伯爵が、Vネックのセーターを前開きにして、怪我をした兵隊が着やすいようにしたのが始まりといわれている。何にしても、こういうものは横文字だからサマになるわけで、日本人の名前が由来だと格好がつかないだろう。「佐藤」という上着があっても買う気が起こらない。

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