プロのボクサーではないスタローンだが、世界ヘビー級チャンピオンに輝くファイターを演じた映画『ロッキー』での功績が認められ殿堂入りを果たした。
ニューヨークの式典で、スタローンは「ボクサーのふりはしたことないけど、リングの外で何が起こっているかの知識はあるよ」とコメントした。
1976年に1作目が公開され、オスカーでその演技が認められノミネートされたスタローン、「ロッキー」シリーズ6作品に出演、2006年の『ロッキー・ザ・ファイナル』でシリーズを惜しまれつつも完結した。
また、マイク・タイソンも殿堂入りを果たし、これまでにモハメド・アリ、ジョー・フレーザー、シュガー・レイ・ロビンソンなどが殿堂入りしている。
スタローンは最近になり映画から離れファッション業界に転身している。
ジーンズ、シャツ、アウター、スポーツウェアなどのコレクションで、25歳から40歳の男性をターゲットにしたブランドSly Inc.を設立、来年に発売されることになっている。
「今こそやるタイミングだと思った。自分にマッチしたこと、そうでないことを理解している人生を送ってきたしね。アパレル業というのが、1つの個性を築き上げる最初の一歩さ」