報道をまとめると、三船は大阪での生番組出演のため欠席し高橋は出席。三船の代理人は別居原因とされるモラルハラスメント(精神的暴力)に関する書籍2冊を証拠として提出。4人の代理人とともに出廷した高橋は、ダークスーツに身を包み、黒縁メガネで髪形はトレードマークのリーゼントではなく、ナチュラルな印象。三船側から証拠としてモラハラに関する書籍2冊が提出された。ペンとメモ帳を手にした高橋は神妙な表情を崩さず、書籍が提出されると身を乗り出して、のぞき込んだという。
裁判はわずか5分で閉廷したが、高橋は集まった報道陣の取材に応じ、「僕には全く心当たりがない」とモラハラをきっぱり否定。「最高に愛してます」と三船への変わらぬ愛を主張し、復縁に向け「不可能に近くても、不可能ではない。僕は最後まで努力します」と訴えたというのだ。
一方、一部スポーツ紙によると、取材に応じた三船の代理人は「モラハラは一般的にはあまり知られていないため、裁判所が果たして理解してくれるかどうかです」と書籍提出の理由を説明。三船は「一切、お任せします。120%(夫婦に)戻る意思はありません」と話しているというだけに、和解する気はなさそうだ。
「離婚裁判において、モラハラだけだと離婚が認められない。となると、三船側が離婚の“決め手”となる、他の証拠を提出する必要がある。一部で報じられた高橋と三船の母の不仲の方がモラハラよりも離婚の原因として認められそう。とはいえ、このままだと通常の離婚裁判のように10か月から1年ほどかかりそう」(芸能記者)
次回は5月14日に非公開の弁論準備が行われるというが“電撃和解”はなさそうだ。