産卵予定日を3日残して、突然の陣痛に襲われ早くも産気づいたインリン様が「ヒッヒッモンスター」のM軍式ラマーズ法で産み落とした第2のイン卵は、父親であるムタのグリーンミストの影響か、若干緑がかってはいるものの、真珠のような輝きを放っていた。
直径およそ20cm。後にニューリン様が誕生した第1子(卵?)より大きめのサイズでこの世に生まれたイン卵。総統によって「イン珠」と名付けられたインリン様の第2子は、誕生から3日で早くもふ化する。「どんなものが生まれるか楽しみにしていたまえ」。総統は困惑するH軍、観客をを前に、不敵な笑みを浮かべながら「この“イン珠”から新たなモンスターが生まれた暁(あかつき)にはどえらいことになるぞ!」と不気味な予告を放った。
早くも生命体が誕生する“イン珠”。ニューリン様が誕生した時には卵として誕生後、日々巨大化を続け、およそ4カ月の時を経てニューリン様がふ化したが、今回は総統のビターンパワーが注入されることで早くもふ化の瞬間を迎えるという。“イン珠”からは一体どんな生命体が生まれるのだろうか?
「緑がかっている」という“イン珠”の色にヒントが隠されていることは間違いない。となれば、「緑」の名を持つ人物が誕生するか。五月みどり、小松みどりの姉妹か、はたまた海老名美どりか…。
そして次に連想できるのが、緑色のマットが印象的なアノ団体の存在だ。