夫婦の関係についてスザンヌは、「私も子どもが生まれるまでは彼が一番。一生懸命に家事をやったり、がんばろうと思っていた。子どもが生まれ優先順位が変わってしまい、自分のことだけで、一生懸命になってしまった。一緒に話すこともできなかったし、朝は仕事で出て行ってしまうし、本当に時間が合わなかった」と子供が生まれてから変化したことを語った。また、コミュニケーション不足でもあったとして、「私が仕事始めたこともありますし…」とも。仕事を再開すると、「九州で実家が近かったので、仕事が続いた時は、子どもを母に見てもらい、私が東京にくる生活をしていた。母に見てもらうと精神的にも楽でしたし。そしたら家にいない期間が増えて、(斉藤氏は)結婚してる家族なのに1人になった。そういう積み重ねが嫌になったのかなとも思う。あの時こうしてればと思うことのひとつ」と振り返った。「夫婦ではうまくいっても、家族としてはうまくいかなくなってしまった」と子供が生まれてから夫婦に変化が起きたことを説明した。
子育てでいっぱいいっぱいになってしまったというスザンヌは、「赤ちゃんでも抱っこしてて、降ろしたらすぐ泣いちゃったりしてとか初めての経験ばっかり。生活スタイルも変わっていきますし」と育児において、楽しみよりも、戸惑いの方が勝ってしまったと語った。そんなスザンヌに、斉藤氏は、「気持ち的にもカバーしてくれたのですけど、(斉藤氏)彼も子どもをかわいがりたかったと思うのですけど、“ママじゃないとダメ”みたいな時あるじゃないですか。そういう時に私が抱っこして泣きやんだ時とか、俺はどうしたらいいんだみたいになったのかな」と元夫を気遣った。
斉藤氏が家に帰ってこないという報道があったが、「一緒に住んでた時は、家に帰ってこないということはなかったですね」と否定した。ただ、ちょっとした問題でも、「ずっと一緒にいれると思っていたのもありますし、明日話そう、明日話そうが続いて、結局大事なことが話せてなかった」と夫婦で話す機会がなくなっていたという。斉藤氏とは、「夏か秋くらいから別居」であったと語り、9月に離婚を切り出された時に会ったが、その後は二人で話し合う機会はなく、親権や慰謝料の話し合いでも、「電話だったりとか…。友達とか弁護士さんとか通じての話し合いだった」とのこと。
ちなみにズザンヌは、昨年8月の自著の発売記念イベントで、元夫について、「オムツ替えはおしっこだとするのに、ウンチならしないのがちょっと不満。わが子のなので全然汚く思えないのに」と語っていた。このことから、斉藤氏が育児に協力的ではなかったのではと聞かれると、「いえいえ、そんなことはなかったです。ついつい言ってしまったことで…。あの時は一緒に住んでいましたし。一生懸命子供をかわいがってくれて。嫌とかそういうことじゃなくて。彼は彼なりに頑張ってくれていたのかなと思います」と答えていた。
会見でスザンヌは、離婚の原因として、「夫婦間のコミュニケーション不足」であったことを挙げた。しかし、「本当の離婚の理由はわからないのでは?」と聞かれると、「本当の理由は難しい。わからない部分はあります」とも語っていた。